11月24日、「FIBAバスケットボールワールドカップ2019 アジア地区 1次予選」で、“AKATSUKI FIVE”男子日本代表チームがフィリピン代表を相手に71-77で敗れ、ホームでの大事な初戦を落とした。
この試合、エースの比江島慎(シーホース三河)はベンチスタートとなったが、第1クォーター残り4分36秒からコートイン。苦しい時間帯にも幾度となく得意の個人技で打開し、チームトップの計20得点5アシストで日本をけん引し続けた。
比江島は試合後の会見で「前半をいい形で終わって、後半も僕たちらしいバスケットができた。勝てた試合だと思いますけど、最後の最後に相手にやられてしまった」と試合を総括。自身の出来については「試合に出たらしっかりゴールにアタックしていこうと決めていたので、それがうまくいって日本にいい流れをもたらせたのは良かった」と手応えを口にした。
それでも、「勝負どころの第4クォーターでは、仕事ができなかったと思っているので満足はしていない」と述べ、3点差に迫った試合終了残り1分16秒の場面で、自身がマークしていたジェイソン・ウィリアムスに3ポイントを許した場面は「悔いが残っている」と肩を落とした。