11月24日、駒沢体育館で「FIBAバスケットボールワールドカップ2019 アジア地区 1次予選」が行われ、FIBAランキング50位の“AKATSUKI FIVE”男子日本代表チームが同30位のフィリピン代表との初戦に臨んだ。
日本は序盤でつまずき、第1クォーター残り2分49秒の時点で3-14と大量ビハインドを背負う。その後は途中出場の比江島慎(シーホース三河)や張本天傑(名古屋ダイヤモンドドルフィンズ)などが流れを変え接戦に持ち込んだが、最終クォーター終盤に再び放され、最終スコア71-77で敗戦を喫した。
日本代表のフリオ・ラマスヘッドコーチは「確かに入りは良くなかったですが、大胆に交代してみたりセットプレーを変えたりして、第2、第3クォーターには良くなった」と振り返り、「特に選手たちの態度は勝ちにこだわったいいものたっだ」と自軍を評価。しかし、「やはり最後の勝負どころで勝ちきれなかったのは、まだ私たちの力不足だということです」と敗因を分析した。
ホームで敗れた日本は27日の第2戦、敵地で強豪オーストラリアと激突する。指揮官は「私たちにとってかなり重要な試合になります。グループリーグの中でも1番強いチームで、我々が100パーセントに近いパフォーマンスをしない限り勝てないだろうと思うので、相当がんばりたい」と意気込んだ。