エースとして試合に臨んだ比江島慎、屈辱の敗戦に「相手は余力を残してた」

チーム最多17得点を挙げ、「シュートタッチも良かった」と比江島 [写真提供]=日本バスケットボール協会

“AKATSUKI FIVE”男子日本代表チームが11月27日、チタニウム・セキュリティ・アリーナで行われた「FIBAバスケットボールワールドカップ2019 アジア地区 1次予選」の第2戦目でオーストラリアと対戦。第1クォーターこそ22-23と粘ったが、第2クォーターに9得点、第4クォーターに8得点しか奪えず、最終スコア58-82で敗戦を喫した。日本バスケットボール協会(JBA)が同日、試合後の選手コメントを発表した。

 71-77で敗れた初戦のフィリピン戦ではスターティングファイブから外れたものの、オーストラリア戦では先発出場した比江島慎シーホース三河)。最初の10分間で10得点を挙げ、試合をとおしてチーム最多17得点を記録したエースは「相手が日本を甘く見ているという印象は受けなかったです」と明かし、「僕らが必死に食らいついて行けたからだと思います」と理由を述べた。ただ、「最後でも、まだまだ相手は余力を残していたというのが正直なところです」と続けた。

 初戦で20得点をマークしており、「エースという気持ちは持って臨んでいました」と比江島。しかし、日本代表としての課題も多く、「チームとしてはまだまだ中に切り込んで行く場面がなかったので、そこは自分がやっていくという気持ちも強かったです」と話し、「今日はシュートタッチも良かったので、思い切って打っていったことで良い結果につながったと思います」と自信の出来を振り返った。

 なお、予選2試合が終わり、日本はグループ3位。第3戦は2月22日、ホームの横浜国際プールで同4位のチャイニーズ・タイペイと顔を合わせる。

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