2018.06.15

八村塁、攻守に躍動して17得点2ブロックをマーク「練習どおりやっただけ」

日本代表に帰ってきた20歳の八村[写真]=山口剛生
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 6月15日、大田区総合体育館にて「バスケットボール男子日本代表国際強化試合2018」が行われ、男子日本代表チームが韓国代表に88-80で勝利した。

 新たに代表候補メンバーに招集され、試合前から大きな注目が集まった八村塁(ゴンザガ大学)は、スターティングファイブに名を連ねると第1クォーターから6得点2アシスト1ブロックをマークして存在感を放つ。試合をとおして約26分間に出場し計17得点4アシスト2ブロックと躍動した。

 試合後、日本の勝利に貢献した20歳はヒーローインタビューにて「チームとしても始動したばかりだったが、よくできたと思う」と振り返り、自身の出来については「練習どおりりやっただけなので……、それよりもチームが勝ててよかった」と控えめに話した。それでも、待望ともいえるフル代表戦デビューについては「小さい頃から日本代表でやっているので」と心強い言葉を発し「先輩方とやれることは嬉しく思います」とコメントした。

「久しぶりに日本で試合したので、楽しかったです」

 凱旋試合を終えた八村は、最後に今後のFIBAバスケットボールワールドカップ2019 アジア地区予選 1次予選(window3)に向け、「もっと練習して、自分たちの持ち味を見つけてオーストラリア戦、(チャイニーズ)タイペイ戦に向けてがんばっていきたい」と予選突破へ向けて意欲を示した。

 なお、男子代表は17日、ゼビオアリーナ仙台に戦いの場を移して韓国との第2戦を行う。

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