2018.08.10

男子U18代表がバーレーンに勝利…第4Qで14点差を追いつき、延長戦を制す

第4クォーターで3ポイントを連発した富永啓生 [写真]=fiba.com
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 8月10日にタイのバンコクで「FIBA U18アジア選手権大会2018」の5-8位決定戦が行われ、男子U18日本代表がバーレーン代表と対戦した。

 決勝トーナメント準々決勝でオーストラリア代表に敗れ、「FIBA U19バスケットボールワールドカップ2019」出場権を逃した日本。開始42秒に三谷桂司朗(広島皆実高校)が3ポイントシュートでチーム初得点を挙げると、同3分37秒の時点で7-8と拮抗した展開に持ちこむ。しかし、2本の3ポイントを含む連続得点を与えるなど、リードを広げられ13-22で最初の10分間を終えた。

 続く第2クォーターに入ると反撃を開始し、富永啓生(桜丘高校)、飯尾文哉(洛南高校)、河村勇輝(福岡第一高校)の得点で20-23と3点差。ビハインドを縮めた直後の開始3分54秒に3ポイントを許すと、残り2分5秒の時点で再び点差を2ケタまで広げられる。富永の得点で一矢報いるが、26-39と13点差で試合を折り返した。

 第3クォーターは開始早々に3ポイントで失点を喫したが、相手のミスを見逃さずに三谷が2連続得点をマーク。ただ、タイムアウトですぐさま修正を図られると、約2分間無得点と攻撃が停滞する。ディフェンスでは激しいプレッシャーで相手に自由を与えなかったが、ラストプレーでブザービーターの3ポイントを決められた。

 46-60で迎えた最終クォーターは、開始早々に中田嵩基(福岡大学附属大濠高校)が2連続で3ポイントを記録。再び点差を1ケタに戻したところで、連続失点を喫して52-65と13点ビハインドを背負う。それでも、好調の富永が次々と3ポイントを沈めていき、試合終了残り1分15秒に三谷が逆転の3ポイントをマーク。同53秒に追いつかれ、試合は延長戦へ突入した。

三谷(左)も22得点の活躍 [写真]=fiba.com

 5分間のオーバータイムは3ポイントで先制点を献上したが、点の取り合いに持ちこむと、残り2分25秒に河村が同点に追いつくフリースローを成功。直後にもスティールから得点を重ね、富永が5点差に広げる3ポイントを沈めた。最後は追いすがるバーレーンから逃げきり、92-85で勝利。富永は5本の3ポイントを含む33得点と爆発し、三谷も22得点の活躍を見せた。

【試合結果】
日本 92-85 バーレーン
JPN|13|13|20|29|17|=92
BRN|22|17|21|15|10|=85

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