“日本一丸”でつかんだ勝利、主将の篠山竜青「これからもいいニュースを発信していきたい」

篠山竜青

激しいディフェンスでチームを引っ張ったキャプテンの篠山[写真]=山口剛生

 9月17日、大田区総合体育館で「FIBAバスケットボールワールドカップ2019 アジア地区 2次予選(Window4)」が行われ、男子日本代表がイラン代表に70-56で勝利を納めた。

 試合後、インタビューに応じたキャプテンの篠山竜青川崎ブレイブサンダース)は、「苦しい試合になりましたけど、その中で本当にこの日本一丸となった応援があって、相手のフリースローを落とす要因にもなっていたと思いますし、本当にこの体育館が日本一丸となって勝利できたと思います。本当にありがとうございました」と感謝の意を口にした。試合では得点こそなかったものの、この日も持ち味の気迫あふれるディフェンスとリーダーシップでチームを鼓舞した篠山。「ディフェンスがやっぱり自分の武器の1つだと思っていますし、そこは絶対止めるという気持ちでやりました」と語った。

「これからまたそれぞれ自分のチームに帰って、今度はBリーグがスタートします。女子はスペインで世界選手権もありますし、日本中からバスケットでいいニュースを発信していきたいと思っています。比江島(慎/ブリスベン・バレッツ)選手がオーストラリアからも日本のバスケットを発信してくれると思いますし、みなさんご存知のとおり、アメリカでは渡邊(雄太/メンフィス・グリズリーズ)選手、八村(塁/ゴンザガ大学)選手が発信してくれると思います。本当に世界中で日本のバスケット、がんばりますのでこれからもバスケットボールをよろしくお願いします」

 チームメート一人ひとりに心を配り、日本バスケットボールのために思いを馳せるキャプテンならではの言葉に、会場からは割れんばかりの拍手が送られた。

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