富山出身の馬場雄大、凱旋試合へ意欲「ここで結果を出す」

地元での2連戦へ向けて調整を図る馬場[写真]=山口剛生

 11月21日、男子日本代表候補メンバーによる第7次強化合宿の模様がメディア向けに公開された。

 富山市総合体育館での「FIBAバスケットボールワールドカップ2019 アジア地区 2次予選 Window5」では、30日にカタール代表、12月3日にはカザフスタン代表と対戦する日本。公開練習後、報道陣の前に立った馬場雄大アルバルク東京)は順当に最終メンバーに残れば自身の地元・富山での試合となる。「(プロ入り後は)富山で試合したことがなかったので、凱旋という形になる。そういった意味で日本の国旗を背負って帰ってこれるのはすごく誇らしいことだと思っています」とコメント。試合に向けては「自分のプレーどうこうというよりは、勝ちという結果にこだわってやっていきたい。代表と代表の試合は、絶対に気持ちの戦いになるので、まずはそこで負けず、積極的に仕掛けていきたいなと思います」と冷静に答えた。

 今回の日本代表は八村塁(ゴンザガ大学)が招集外となっており、フリオ・ラマスヘッドコーチは予備登録メンバーに登録された渡邊雄太(メンフィス・グリズリーズ)の欠場も示唆した。このチーム事情について馬場は、「2人がいないとダメだというのは思われたくはないので、ここで結果を出すことが今後の日本代表のバスケの進化につながってくる。Bリーグも発展してきてるので、その力を代表の場で発揮したいなと思います」と勝利への意欲と責任感を示した。

 富山市総合体育館は1月19日開催の「B.LEAGUE ALL-STAR GAME 2019」の会場にも決定。馬場は現在のオールスターファン投票中間結果で最多となる19877票を集めている。

「Bリーグオールスターだったり、代表開催ということで盛りあがってきてると思うので、富山出身として力になれるよう、これからもがんばっていきたい」と、最後に地元の方々へメッセージを送った。

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