2019.02.14

予選全10試合出場の比江島慎、日本バスケ界発展のために「絶対にW杯へ」

ここまでの予選10試合で平均13得点3.5アシストを挙げている比江島
国内外のバスケ情報をお届け!

 2月12日、男子日本代表が報道陣に練習の模様を公開。その後のメディア取材で比江島慎(栃木ブレックス)がイラン、カタールとの「FIBAバスケットボール ワールドカップ2019 アジア地区 2次予選(Window6)」に向け、「勝ってワールドカップ出場を決めることが大事。しっかりと集中して、戦い抜きたい」と意気込みを語った。

「身が引き締まる思い」で代表合宿に参加している比江島は、栃木加入から約1カ月しか経過しておらず、リーグ戦も9試合の出場のみ。それでも「しっかりピークに持ってこれていると思うし、試合勘も戻ってきている」と明かし、「今まで以上に責任を感じている。ワクワクしているので早く試合がしたい」と意欲的だ。

 予備登録メンバーから外れた八村塁(ゴンザガ大学)に加え、渡邊雄太(メンフィス・グリズリーズ)の不参加も濃厚な中、予選全10試合で平均13得点3.7リバウンド3.5アシストを挙げている比江島には攻守両面での活躍が期待される。日本のエースは「点を取ること、ゴールにアタックして、周りを活かすといったオフェンスを組み立てることが求められると思う。ディフェンスでも激しく」とコメントした。

 そして最後に「日本バスケの発展のためにも絶対にワールドカップへ行く必要がある。皆さんの後押しがあれば僕らの力になるだろうし、その分、皆さんに影響を与えたいとも思っている」とファンにメッセージを送った。

FIBAワールドカップへの道のバックナンバー

BASKETBALLKING VIDEO