2019.02.24

行くぜW杯! イラン戦直後に開催、大神雄子氏&小野龍猛が駆けつけた『日本バスケ応宴NIGHT』

イベントには約50名のファンが会場へ足を運んでくれた
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 2月22日、バスケットボールキング主催のファンミーティング『日本バスケ応宴NIGHT』が開催された。

 同イベントの第4回目は「注目のイラン戦直後に緊急開催! AKATSUKI FIVEはW杯に出場できるか!?」がテーマ。21日にイランから見事勝利を収めた男子日本代表戦の熱気が大いに残っている中、大神雄子氏(JBAアンバサダー)と小野龍猛千葉ジェッツ)をゲストに迎えトークを展開した。

 21日、ユナイテッド・シネマ豊洲で行われたパブリックビューイングに参加した大神氏は「映画館でバスケを観たのは初めて。深夜1時30分にウェーブもしましたからね。ほんと日本一丸でしたよ!」と前日の思い出を振り返ってくれた。そして、フリップを使ってゲスト2人にイラン戦勝利のポイントをうかがうと、大神氏は「各クォーターの終わり方」と分析。「次(のクォーター)につながるすごく大事こと。イラン戦は第1クォーターの終わりで辻(直人)選手や篠山(竜青/ともに川崎ブレイブサンダース)選手が決めてくれてましたし、2クォーターも田中大貴アルバルク東京)選手の得点で10点差で終えられらました」と加えた。小野は一挙35得点を奪った「第1クォーター」と解答し、「やっぱり入りでしょ」とクールに答えてくれた。次に最も活躍した選手を挙げてもらうと、「田中大貴選手」(大神氏)と述べた一方で、小野は「全員」とフリップに記入。「ベンチメンバーを含めて戦っている姿を見たら、僕は1人に決められないです!」。

 24日のカタール戦へ向けの課題も提示してもらった。小野は「リバウンド」を挙げ、イランの29本に対しわずか3本しか取れなかったオフェンスリバウンドでの奮起を求めた。大神氏は「対応力‼(※適応力という漢字に自信がなかったため急遽変更したそう)」と答え、「昨日は笛が軽く、両者とも40分とおしてファウルが多かった。ボールの弾み方も違ったので、日本がさらに上へ行くためには、試合中に修正できる力が必要かな」とさらなる成長に期待を寄せた。

 今回の応宴NIGHTでは、2006年に日本で開催された世界選手権、大神氏が“ベッカムヘアー”で出場した2004年アテネオリンピックなども振り返り、当時の思い出やエピソードをファンともに語り合った。また、23日からスタートしたWリーグのプレーオフセミファイナルの展望、健常者バスケと障がい者バスケが分け隔てなく、バスケットボールファミリーとして日本のスポーツを盛りあげようという目的で2月に立ちあがった『ワンバスケットボールプロジェクト』についてもトーク。選手時代からこのプロジェクトと同じような考えを持っていたという大神氏は、小・中学生をはじめ様々な選手と交流してきた際、「私も選手として同じバスケットボールをやっている。だからライバルでもあるし、みんなでバスケットボールを盛りあげていこうね」という言葉を必ずかけるようにしていたという。「(このような活動が始まったことを)『正直遅いよ』って想いもあります。でもこれからです。ようやく1つのバスケットボールになろうとしている」とも話し、今後の活動にも意欲を示した。

 小野も「すごく難しいですよ。車いすが言う事を聞かないですから、シュートも大変。あとはデフバスケ(※聴覚に障がいのある方が行うバスケット)もやったことあります」と、自身の体験談を披露してくれた。

 いよいよワールドカップ出場に王手をかけた男子日本代表のトークをメインに、盛りだくさんの内容で開催された今回の応宴NIGHT。会場には約50名のファンが訪れ、ゲストの貴重な話に耳を傾け、交流を図った。

「引退した後でも幸せです。バスケットボールが盛りあがっている証拠ですし、私も盛りあげていきたいと思います!」(大神氏)

「大神さんのおかげで楽しめました(笑)。僕もまだ現役なので、また代表に呼べれるようにがんばりたいです」(小野)

 大神氏は23日にWリーグプレーオフの解説を務めるため、イベント終了後はそのまま新幹線に乗りこみ愛知県へと向かった。小野は時間が許す限りファンとの交流や写真撮影に応じてくれた。イベントを大いに盛りあげてくれた2人のゲスト、そして、前日の試合観戦で寝不足にもかかわらず足を運んでくれたファンの方々に、心から感謝したい。

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