2月25日、予選8連勝で「FIBAバスケットボールワールドカップ2019」の出場権を獲得した男子日本代表が帰国し、出場決定報告記者会見に出席した。
会見に登壇した日本バスケットボール協会(JBA)の三屋裕子会長は、4連敗からの8連勝で世界への切符を手にしたチームを「本当によくこの1年間でこんなに逞しく、頼もしく成長してくれました」と評価。「でも、これからがスタートです。明日からはBリーガーとして、チームのために、(日本)バスケットのためにがんばってくれると思います」と期待を寄せた。
選手を代表して挨拶したキャプテンの篠山竜青(川崎ブレイブサンダース)は「4連敗という厳しい状況からスタートした中、支えてくれたのはファンの皆さんの声援であり、後押しだったと思います」と話す。実際、24日のカタール戦にも多くのファンが応援に駆けつけ、敵地ながら熱い声援で選手たちをサポート。「本当にホームで試合をしているような雰囲気にしてくれました。また、メディアの方々にも取りあげていただいて、本当にうれしく思います」。ただ、これは「ゴールではなくて出発点」だという。
「バスケットボールを日本でもっとメジャーに、そして文化にしていくためにも、世界を驚かせるようなプレーをしていかなければいけないと思います。そのためにも国内のトップリーグでもあるBリーグをしっかり盛りあげていくことが必要だと考えています」