6月14日、前日から都内でスタートした男子日本代表チームによる第1次育成キャンプの模様が報道陣に公開された。
今回メンバーに選出されたテーブス海は、ノースカロライナ大学ウィルミントン校に所属する188センチ83キロのポイントガード。昨シーズンは1年生ながら1試合平均7.7アシストをたたき出した。
練習後、囲み取材に応じたテーブスは、今回の合宿について「去年アメリカのディビジョン1の大学でいっぱいプレータイムをもらって、体力、スキル、シュート練習とかもたくさんしてここにきて、自分の力を証明しようという気持ちしかない」と自信をのぞかせた。
「アメリカに渡ったらやっぱり“日本魂”っていうのを改めて感じた」というテーブス。海外の体格に恵まれた選手を前に「努力の部分で、他の選手に負けない」と努力を積み重ねて得たのがアシスト全米2位という結果だ。「体のハンデを努力して何があっても勝ちに行くのが日本魂」と語り、「また日本に帰ってきて、自分の国のために戦うというのはすごいチャンスだと思うし、誇りに思います」と日本代表への思いを明かした。
強みはパスだが、自身のことを「パスだけではなく、得点を取る力がないとアシストも生まれないですしディフェンスも動かないので、ほぼオールラウンダー」だと話す。加えて、長身のポイントガードが多くなる国際大会において「ディビジョン1で195センチのポイントカードもいっぱいいるので、そういう選手を守ってきたことを出して、自分がA代表に入れるということを証明したい」と意欲を示した。