8月14日にカルッツかわさきで「バスケットボール日本代表国際試合 International Basketball Warm-up Game 2019」が行われ、男子日本代表(FIBAランキング48位)がニュージーランド代表(同38位)に87-104で敗れた。
安藤周人(名古屋ダイヤモンドドルフィンズ)は主に第3クォーター終盤から第4クォーター残り3分2秒までコートに立ち、5得点3リバウンド1アシスト1スティールをマーク。「アグレッシブに行こうと思っていたし、ベンチで常にボールを触って準備できていた」との言葉どおり、第3クォーターの出場直後に3ポイントシュートを放った。しかし、最初の1本目は失敗。ケガのため候補メンバーから外れた「尊敬している先輩で、同じシューターとしては憧れる存在」だという辻直人(川崎ブレイブサンダース)の名を挙げ、「辻さんだったら決めていただろうなと。あそこがまだ自分の力不足なので、これを糧に次の練習からつなげていけたら」と悔やんだ。
試合を通じてチーム最多となる5本の3ポイントを放ったものの、成功は第4クォーター開始早々に沈めた1本のみ。「去年からずっとピック&ロールの練習をしてきて、こういう舞台で結果が出ているので自信を持っていいんじゃないかなと」。シュートを打ちきれたことに手応えを感じているが、「決定力」と「ディフェンス力」を今後の課題に挙げた。
Bリーグ2018-19シーズンでは3ポイントシュート成功率40.8パーセントを記録しただけに、安藤がその力を代表でも発揮できれば日本の大きな武器になるだろう。