2019.08.15

ベンチから出場した比江島慎、20分のプレータイムを得るも「満足いくほどの出来ではなかった」

今後はディフェンスでもインパクトを残していきたい[写真]=Yasushi KOBAYASHI
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 8月14日にカルッツかわさきで「バスケットボール日本代表国際試合 International Basketball Warm-up Game 2019」が行われ、男子日本代表(FIBAランキング48位)がニュージーランド代表(同38位)に87-104で敗れた。

 12日のニュージーランド戦では、ファウルトラブルから4得点にとどまった比江島慎宇都宮ブレックス)。この日はスタメンを外れ第1クォーター開始4分49秒からの出場となった。約20分の出場時間で9得点をマークした比江島だが、「満足いくほどの出来ではなかった。(八村)塁(ワシントン・ウィザーズ)やニック(ファジーカス/川崎ブレイブサンダース)を活かそうとしすぎて、自分らしいドライブがあまり出せなかった」と自身の出来を振り返る。

 約1週間後に控える、ドイツ、アルゼンチンとの強化試合に向けては「今後は塁たちのマークもより厳しくなっていくと思う。その中で自分もオフェンスの起点として貢献していきたい。ディフェンスでも負担が少ない分、もっと力を発揮したい」と意気込みを語った。

 ニュージーランドとの1戦目ではスタメン出場し、ポイントゲッターである八村、ファジーカスとプレーした比江島。2戦目はベンチから出場し得点をクリエイトする役割を担った。日本代表にタレントがそろい始めた中で、比江島自身の役割もこれまでとは違ったものになるかもしれない。エースのようにオフェンスをけん引する場面もあれば、味方を活かすために黒子役に徹することも必要になってくるはずだ。

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