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川崎ブレイブサンダースが8月15日、「『川崎から世界に挑め!!』FIBAワールドカップ2019日本代表候補選手壮行会」を開催。イベント終了後、ニック・ファジーカスがメディアの囲み取材に応じた。
代表合宿がスタートして約3週間経過し、ニュージーランド代表との2試合をこなした中、ファジーカスは「コンディションは日に日に上がっている」という。31日の「FIBAバスケットボールワールドカップ2019」開幕に向けて「コンディションを最高潮にもっていける自信もある。シュートが入っている感覚もあるし、思いどおりのプレーもできている。ここからワールドカップに向けて、自分が高いパフォーマンスを出せると思っている」と、順調な様子をアピールした。
14日の試合ではニュージーランドに対策され、「相手のアジャストメントがハマり、自分たちが苦しめられた」(ファジーカス)ため87-104で敗戦。しかし、ファジーカスは「自分たちも新しいことに挑戦していた。ラマスHCが『こういったことをやってみよう』と言っていたゲームプランが機能せずに負けてしまった。親善試合は学ぶ機会。自分たちがどう強くなっていくかの練習なので」と、プラスに捉えている。
22日からはさいたまスーパーアリーナに舞台を移し、FIBAランキング5位のアルゼンチン代表、同22位のドイツ代表、同51位のチュニジア代表と対戦する。日本代表の大黒柱は「全部強いチームなので、どれだけいい対策をしていけるか。自分たちが本当にやらなければいけないのは“戦うこと”。3試合でどれか1つは取りたいので、そこに向けてしっかりやっていきたい」と意気込みを語った。
壮行会では多くの川崎ファンからエールを受けたファジーカス。所属チームの期待も背負い世界に挑む。