「FIBAアジアカップ2021予選Window1」のチャイニーズ・タイペイ戦に向け、現在日本代表はメンバーの選考合宿を行っている。19日の練習後には、合宿に参加する選手たちがメディアの取材に応じた。
昨年12月に帰化が認められ、今回初めて代表合宿に召集されたライアン・ロシターは「すごく光栄に思っています。練習の質も高くて選手同士の集中も高いのでこれからすごく楽しみです」と合宿参加の喜びをあらわにした。
合宿中よく声を出しチームを鼓舞していたロシターは、自身の代表での役割は「リーダーシップとエナジーレベル」を生かして「自分が背中でチームのインテンシティレベルを引っ張る」ことだと口にし、「自分はコミュニケーションを多くとることが得意だと思っているので、短期間でのチームなのでなるべくチームメート同士でしっかりコミュニケーションを取って、絆を深めていきたいです」と話した。
また、プレー面では「得意のトランジションで速度を出せるようにコンディションを整えていきたいです。ディフェンスのハードさにも自信を持っているのでそこを良くしていきたいです」と語り、アジアカップ予選に向けて「攻守の質を上げることにフォーカスし、自分たちのベストなプレーを見せることに集中したいです」と意気込んだ。