2021.07.25

殊勲の富永啓生が反省の弁「2ポイントシュートがまだチームの力になっていません」

アンクルブレイクを決めてシュートをねじ込んだ富永啓生 [写真]=Getty Images
国内外のバスケ情報をお届け!

 7月24日、3x3の男女予選プールが青海アーバンスポーツパークがスタート。東京2020オリンピックから正式採用となったこの種目には男女の日本代表が出場し、初日からそれぞれ2試合を戦い、ともにオリンピック初勝利あげることができた。

 特に男子は2試合ともオーバータイムにもつれ込む熱戦となった。初戦のポーランド戦では16−18と惜しくも敗れたが、2試合目のベルギー戦では富永啓生(ネブラスカ大学)が試合を決めるシュートをねじ込み、チームにオリンピック初勝利をもたらしてた。

 試合が終わったのは午後11時過ぎと夜半近くだったにも関わらず、手に汗握る接戦にテレビの前で歓声をあげられた人も多いはず。そこで、日本バスケットボール協会の公式ホームページを通じて富永がコメントを発表しているので、それをお伝えしたい。

「今日は2試合とも延長にもつれる試合になりましたが、簡単に言えば1試合目はそこで勝ち切れず、2試合目は勝ち切れた、ということが残念だったところと、良かったところになると思います。
 個人としても、ドライブを積極的にいけたところは良かったと思いますが、アウトサイドの2ポイントがまだチームの力になっているという状況ではありません。そこは自分の役目だと思うので、明日からまた切り替えて頑張っていきたいです。
 ただ、チームとして、とにかく1勝できたことは嬉しいです」

  今大会は、8チームに行われる予選プールを行い、上位6チームが決勝トーナメントに進むレギュレーションとなっている。日本は19時5分からオランダ、22時25分からラトビアと、今日も2試合が予定されている。オランダは世界ランキング9位、ラトビアは4位と、11位の日本とは格上のチーム。過去の対戦成績でもともに1敗を喫しており、まだ勝ち星をあげられていない。今日も激戦が予想されるが、強国を倒して勢いに乘りたいところだ。

BASKETBALLKING VIDEO