2022.02.09

信州で飛躍し、代表候補に抜擢された前田怜緒「自分の持ち味を出せたらいい結果につながる」

オンライン会見で意気込みを語った前田
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 男子日本代表の候補合宿に参加している前田怜緒信州ブレイブウォリアーズ)が8日、オンライン会見に応じた。

 今シーズンから信州でプレーする前田は、現在24歳のシューティングガード。滋賀レイクスターズでプレーした2020-21シーズンは平均4.8得点だったが、今シーズンはおよそ2倍の同9.2得点をマーク。出場した全31試合で先発を務めており、信州での活躍が認められて代表候補に抜擢された。本人も「初ということで本当にうれしく思います。自分自身のプレーをまだ(トム)ホーバスさんに見せられてないので、数少ない練習の中で自分がどういうプレーができるのかアピールしたいと思います」と意気軒昂だ。

 代表合宿では、「ディフェンスの部分をすごく勉強したいと思っています。Bリーグでも外国籍のガード選手など、エースの選手とマッチアップすることが多いので、そういうところで何か学べたらなと思います」と語る前田。ホーバスHCが展開するバスケットのスタイルについても「ディフェンスで前から激しく当たるスタイル」と感じており、得意とするディフェンス面でアピールする狙いだ。

 初の代表候補入りを果たし、大きな経験を積んでいる前田は「性格的には積極的ではないというか、人見知りですし、自分からバスケットでアピールすることがあまり得意ではない」と謙遜しつつ、「だけど自分の持ち味は存分に出せたら、いい結果につながると思うので頑張りたいと思います」と力強くコメント。信州が誇る若き三銃士の一人が、代表での飛躍を誓った。

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