2022.02.16

茨城の谷口大智がW杯予選へ向けた日本代表候補に選出「自分の色をどう出せるか…」

クラブを通じて意気込みを語った谷口[写真]=B.LEAGUE
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 2月15日、日本バスケットボール協会が「FIBAバスケットボールワールドカップ2023 アジア地区予選」Window2に臨む男子日本代表候補を発表し、茨城ロボッツ谷口大智が選出された。

 現在31歳でパワーフォワード兼センターの谷口は、201センチ105キロの体格ながら柔らかいシュートタッチを持つ。「スラムダンク奨学金」による留学を経て、2015年に秋田ノーザンハピネッツに入団すると、その後広島ドラゴンフライズ移籍し、今シーズンより茨城に加入した。

 U15やU18での日本代表経験もあるビッグマンは「(選出されて)びっくりしたのと、同時にうれしい気持ちがあります」とクラブを通じて、素直な心境を語った。

 15日から行われている直前合宿に向けては「いろいろなタイプの選手がいる中で自分の色をどう出せるかというところも、楽しみながらやりたいなと思っています」と語りつつも、「4番ポジションでも、自分の得意である3ポイントを高確率で決められるようにして、しっかりアピールしたいです」と意気込んだ。

 日本代表については「各チームから選手が集まるので即興チームのような形になると思う」と話した谷口は「コミュニケーションをとって周りを巻き込む自分の良さを代表でも出していきたい」とプレー面以外でも存在感を示していくようだ。

 最後には「楽しみながらいろいろなことを吸収して、ロボッツに帰ってきたいです」と落ち着いた面持ちで語った。

 2月26日にチャイニーズ・タイペイ戦、27日にオーストラリア戦が沖縄アリーナで行われるが、トム・ホーバスヘッドコーチは、どんなメンバーを各試合の最終ロスターに残すのだろうか。

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