2022.06.23

最年長としてチームをけん引する古川孝敏「いいものを作っていけるようにしたい」

今回の合宿ではチーム最年長となった古川[写真]=伊藤大允
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「FIBAバスケットボールW杯2023 アジア地区予選」のWindow3へ向けた男子日本代表の合宿に参加している古川孝敏秋田ノーザンハピネッツ)が21日、記者会見に応じた。

 トム・ホーバス氏が男子日本代表の指揮官に就任して以降代表候補へ選出され続けている古川。「また今回参加させてもらえることに感謝しているし、持てるものを全力で出していきたい」と意気込みを語ったほか、「(代表で)今までやってきたことのない選手もいるので、みんなとしっかりコミニュケーションを取っていきたい」とチームを引っ張っていく姿勢を示した。

 現在34歳の古川は、直前合宿に参加しているメンバーの中で最年長となる。プロとしての経験はもちろんのこと、ホーバスジャパンでの経験も豊富なため、若手を中心にさまざまなことを伝えていくつもりだ。「自分は過去2回代表に参加していて、そこでいろいろな経験をした。経験や考えをコミュニケーションを取りながら伝えて、いいものを作っていけるようにしたい」。

 記者会見の段階で合宿はおよそ半分の日程を消化。「今回初めてやる選手がいる中で、簡単ではないということを実感している。(ホーバスHCのバスケットは)簡単ではない」とチームビルディングに難しさを感じているようだが、「それぞれの良さをこのバスケットの中で出せれば間違いなく自信を持って戦っていけると思う」と自信もうかがわせた。

 ベテランとして多くの役割を求められている古川。「(個人の)パフォーマンスで言えば、シュートとディフェンスの部分を強調していきたい」といい、自身が得意とする3ポイントシュートなどでスコアを伸ばしていくつもりだ。

 Window3ではオーストラリア代表、チャイニーズタイペイと対戦するが、ベテランシューターはどのような活躍を見せてくれるのだろうか。

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