日本バスケットボール協会（JBA）は5月31日、2023年度バスケットボール男子日本代表チームの第1次強化合宿を味の素ナショナルトレーニングセンターにて実施することを発表した。

　6月13日から行われる同合宿は、9月23日より中国の杭州で開催される「第19回アジア競技大会」へ向けたメンバー選考の一環として実施。また、「FIBA バスケットボールワールドカップ 2023」直前合宿へ向けた一部選手の事前トレーニング、将来的な男子日本代表チームの強化を目的に行うディベロップメントキャンプも兼ねている。

　候補メンバーには2022－23シーズンの王者に輝いた琉球ゴールデンキングスから今村佳太、牧隼利がメンバー入り。また、川真田紘也（滋賀レイクス）や八村阿蓮（群馬クレインサンダーズ）といった若手も選出された。

　ワールドカップに向けたトレーニングキャンプメンバーとして選出されたのは8名。馬場雄大をはじめ、吉井裕鷹（アルバルク東京）、テーブス海（滋賀レイクス）、渡邉飛勇（琉球）、西田優大（シーホース三河）、井上宗一郎（サンロッカーズ渋谷）、富永啓生（ネブラスカ大学）、金近廉（千葉ジェッツ）がリストに名を連ねた。

　ディペロップメントキャンプメンバーとして山ノ内勇登（ポートランド大学）、山崎一渉（ラドフォード大学）の海外組2名が招集された。

　メンバー一覧は以下のとおり。

■第19回アジア競技大会 候補メンバー
安藤周人（SG／190センチ／アルバルク東京）
齋藤拓実（PG／172センチ／名古屋ダイヤモンドドルフィンズ）
今村佳太（SG／191センチ／琉球ゴールデンキングス）
熊谷航（PG／173センチ／信州ブレイブウォリアーズ）
マシュー・アキノ（C／205センチ／信州ブレイブウォリアーズ）
寺嶋良（PG／179センチ／広島ドラゴンフライズ）
細川一輝（SG／187センチ／三遠ネオフェニックス）
牧隼利（SG／188センチ／琉球ゴールデンキングス）
川真田紘也（C／204センチ／滋賀レイクス）
小酒部泰暉（SG／187センチ／アルバルク東京）
西野曜（SF／199センチ／サンロッカーズ渋谷）
赤穂雷太（SF／196センチ／横浜ビー・コルセアーズ）
八村阿蓮（PF／196センチ／群馬クレインサンダーズ）
高島紳司（SG／191センチ／宇都宮ブレックス）
市川真人（C／206センチ／白鷗大学）
米山ジャバ偉生（PF／190センチ／千葉ジェッツ）

■FIBA バスケットボールワールドカップ 2023 トレーニングキャンプメンバー
馬場雄大（SG／195センチ）
吉井裕鷹（SF／196センチ／アルバルク東京）
テーブス海（PG／188センチ／滋賀レイクス）
渡邉飛勇（C／207センチ／琉球ゴールデンキングス）
西田優大（SG／190センチ／シーホース三河）
井上宗一郎（PF／201センチ／サンロッカーズ渋谷）
富永啓生（SG／188センチ／ネブラスカ大学）
金近廉（SF／196センチ／千葉ジェッツ）

■ディペロップメントキャンプメンバー
山ノ内勇登（C／207センチ／ポートランド大学）
山崎一渉（SF／200センチ／ラドフォード大学）

※所属は2022－23シーズン