インカレ男子のベスト4が決定、白鴎大が東海大を撃破し準決勝へ

 11月23日、第69回全日本大学バスケットボール選手権大会男子準々決勝の4試合が大田区総合体育館で行われた。

 大会4連覇を狙う筑波大学は青山学院大学との一戦に臨んだ。最初の10分間を23-5、第2クォーターを20-15とし前半だけで大量リードを奪ったが、第3クォーターで7得点と失速し5点差まで詰め寄られる。それでも、最終クォーターは追いすがる青山学院大を振りきり、77-74で勝利を収めた。

 大東文化大学vs中京大学は、大東文化大が20点差をつけて快勝した。前半で相手の攻撃を18得点に抑えると、15点リードで迎えた第3クォーターに一挙26点をマークしリードを拡大。最終スコア74-54でベスト4進出を果たした。

 東海大学と激突した白鴎大学は、第3クォーターを終えて47-56と苦しい展開となる。しかし、最後の10分間で相手をわずか6得点に抑え込むと、大黒柱の野﨑零也を中心に計20得点を挙げて逆転勝利。2大会連続で準決勝へ駒を進めた。

 拓殖大学は神奈川大学を5点差で退けた。試合は終始拮抗した展開となったが、ゲイ・ドゥドゥが両チームトップの29得点23リバウンドの大活躍を見せ、最終スコア70-65で接戦を制した。神奈川大は今季の1部リーグ王者相手に善戦したが、あと一歩及ばず順位決定戦へと回った。

■準々決勝試合結果(23日開催)
筑波大学 77-74 青山学院大学
大東文化大学 74-54 中京大学
白鴎大学 67-62 東海大学
拓殖大学 70-65 神奈川大学

■5位〜8位決定戦対戦カード(25日開催)
中京大学vs東海大学
神奈川大学vs青山学院大学

■準決勝対戦カード(25日開催)
大東文化大学vs白鴎大学
拓殖大学vs筑波大学

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