2021.02.15

大倉颯太が前十字靭帯断裂と半月板損傷で全治12カ月の重症…大学には戻らず、千葉で治療に専念

東海大学から特別指定選手として千葉に加入した大倉[写真]=B.LEAGUE
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 2月15日、千葉ジェッツは2月14日の信州ブレイブウォリアーズ戦で負傷した特別指定選手の大倉颯太が、前十字靭帯断裂、内側側副靭帯断裂、半月板損傷により全治12カ月と診断されたことを発表した。

 石川県出身で現在21歳の大倉は185センチ83キロのポイントガード兼シューティングガード。現在東海大学3年生で、昨年のインカレではチームを2年ぶりの優勝に導き、自身は最優秀選手賞(MVP)に加え、アシスト王にも輝いた。2月3日に特別指定選手として千葉に加入し、今シーズンここまで4試合に出場していた。

 今回の発表に際して、千葉の池内勇太GMはクラブ公式HPを通じて「大学生の選手を迎え入れる上で、必ず避けなければいけないケガをさせてしまったこと、東海大学の関係者の皆さまにもこの場を借りてお詫び申し上げます」とコメント。

 大倉の今後については「大倉選手は本来であれば今月いっぱいをもって大学に戻り、インカレ連覇に向けて活動開始するところでしたが、大倉選手の復帰をクラブ全体で全面的にサポートするため復帰までの間はチームに残り、彼とともにこの困難を乗り越えていきます」と綴り、クラブとして大倉を支えていく姿勢を示した。

 また、コメントでは「すでに本人は復帰に向けてマインドセットしてくれており、チームとしても、復帰後今以上に高いパフォーマンスを披露できるようにしっかりと彼を支えていきたいと思います」と大倉本人の状態についても言及している。

 大倉は自身のSNSを通じて、以下のようにコメントしている。

「正直、めっちゃ辛いです。辛いし情けないし悔しいです。周りに心配してくれるひとがたくさんいて僕は幸せ者です。本当に楽しみにしてた大学4シーズン目。あのメンバーともう一回、このユニフォームをもう一回着て試合がしたいです」

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