2021.08.11

U19女子日本代表がスペインに惜敗…江村が20得点と躍動も、終盤失速して逆転負けを喫す

スペインと激闘を繰り広げたU19女子日本代表[写真]=fiba.com
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 8月10日、日本女子代表(FIBAユースランキング11位)がFIBA U19女子ワールドカップの決勝ラウンド 1回戦でスペイン代表(同2位)と対戦した。

 ここまで1勝2敗で予選ラウンドを終えた日本。格上のチームが相手となるこの試合は、舘山萌菜(白鷗大学)のフリースローで先制に成功し、江村優有(早稲田大学)の3ポイントも決まって幸先良いスタートを切る。その後逆転を許すも粘り強く追走し、第1クォーターは19-21と2点ビハインドで終了。

 続く第2クォーターは立ち上がりから6点を連取されるも、三田七南(ENEOSサンフラワーズ)の3ポイントで反撃を開始。相手に得点を許さないまま、平下愛佳(トヨタ自動車アンテロープス)の3点プレーなどで、残り5分15秒で同点に追いつくことに成功する。さらに、直後のオフェンスで江村の3ポイントが決まって逆転。以降は3ポイントを高確率で沈める日本が先行する展開となり、38-35とリードしてハーフタイムを迎える。

 後半立ち上がりも日本は試合を優位に進めるが、中盤から徐々に点差を詰められ、第3クォーター残り4分8秒には同点に追いつかれてしまう。それでも日本は江村の3ポイントや三田のドライブからのレイアップで突き放し、山田葵(筑波大学)が勝負所で相手のオフェンスファウルを誘うなどして流れを引き渡さず。57-52と5点リードで第4クォーターへ。

 迎えた最後の10分間。日本はなかなかスコアを伸ばせず、試合時間残り6分50秒には59-60と逆転を許すことに。その後もリードされたまま試合は進み、結局第4クォーターの得点が7点にとどまった日本は、最終スコア64-71でスペインに敗れた。

 日本は江村が5本の3ポイントを含む20得点、林真帆(東京医療保健大学)が11得点を挙げるも、悔しい逆転負けを喫することとなった。敗戦した日本は今大会の9位から16位を決める順位決定戦に進む。

■試合結果
スペイン 71―64 日本
スペイン|21|14|17|19|=71
日  本|19|19|19|7|=64

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