2021.08.13

U19女子日本代表がチャイニーズ・タイペイに69点差圧勝…荻田美が3Pのみで21得点の活躍

3ポイントでチームに勢いをもたらした荻田[写真]=fiba.com
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 8月13日、日本女子代表(FIBAユースランキング11位)がFIBA U19女子ワールドカップの順位決定戦でチャイニーズ・タイペイ代表(同33位)と対戦した。

 林真帆(東京医療保健大学)の3ポイントで幸先よくスタートした日本は、平下愛佳(トヨタ自動車アンテロープス)や江村優有(早稲田大学)も続け様に得点して立ち上がりから一気にリードを拡大。その後もチーム全体で次々とシュートを沈めた日本は、第1クォーターを42-10と大量リードで終える。

 続く第2クォーターも勢いそのままにスコアを伸ばし、さらにディフェンスでは相手に6得点しか許さない好パフォーマンスを披露。このクォーターでも29得点を積み重ねた日本は、71-16と点差を55点まで広げて試合を折り返した。

 チャイニーズ・タイペイを圧倒する形で試合を進める日本。しかし、後半が始まると徐々に劣勢を強いられることに。前半のように得点を積み重ねることができず、第3クォーターに限って見れば14-17と点差を詰められる結果となった。

 それでも85-33と、依然として50点以上のリードを維持して迎えた最終クォーター。序盤は拮抗した展開が続くも、中盤からは徐々に日本がペースを取り戻す。荻田美(筑波大学)の3ポイントや粟谷真帆(筑波大学)の速攻からのレイアップで得点を重ね、最終スコア111-42と69点差で勝利を収めた

 日本は7本の3ポイントで21得点を記録した荻田を筆頭に、6選手が2ケタ得点を記録する活躍。チームとして38本の3ポイントを放ち、そのうち19本を沈めるなど長距離砲の精度が光った。勝利した日本は14日深夜に、イタリアvsブラジルの勝者と9〜12位位決定戦を行う。

■試合結果
チャイニーズ・タイペイ 42―111 日本
チャイニーズ・タイペイ|10|6|17|9|=42
日  本|42|29|14|26|=111

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