アディダスジャパン株式会社は6月6日、イタリアで開催される世界的なバスケットボール・ショーケースイベント『ADIDAS EUROCAMP 2023』に、4名の日本人選手を派遣すると発表した。

　かつてキング開（横浜ビー・コルセアーズ）や富永啓生（ネブラスカ大学）も参加したプロジェクト『ADIDAS NATIONS TOKYO』を通じて、アディダスユーロキャンプ参加の切符を勝ちとった堀内星河（白鷗大学）に加え、男子では現在アメリカでプレーするテーブス流河（ニューマン高校）と菅野ブルース（エルスワース・コミュニティカレッジ）が参加メンバーに選出。初開催となる女子のエリートキャンプには、桜花学園高校からトヨタ自動車アンテロープスにアーリーエントリーとして加入した横山智那美が参加することが決まった。

　6年ぶりに開催されるアディダスユーロキャンプは、アメリカ国内以外で公式に認可された唯一のドラフト前のキャンプ。全世界の有望株が集結し、NBAとヨーロッパのクラブ首脳陣が視察する中、現役のNBAコーチやプレーヤーから指導を受ける。

　今回はイタリアのトレヴィーゾにて、男子が6月9日から11日、女子が同13日から15日の日程で開催予定。参加が決まった日本人選手のコメント一覧は以下の通り。

▼ テーブス流河
「今回こうして『アディダス ユーロキャンプ』の選手として選ばれたことを光栄に思っています。世界のトップレベルの選手たちと戦い、自分の実力を試すことができるのを心から楽しみにしています。そして、このような舞台でも自分の力が通用することを証明したいです」

▼ 菅野ブルース
「この度、このような素晴らしいイベントに招待されたことにとても感謝しています。ありがとうございます。世界の有力な選手と共に刺激を受けながら、スカウトなどの方々の前でどれだけ自分のプレーや持ち味を出せるのかが楽しみでもありますし、選ばれた者としての責任も感じています。日本の代表のプレーヤーとしての自覚を持ち、一つ一つのことを全力で頑張っていきたいです」

▼ 堀内星河
「『アディダス ユーロキャンプ』のメンバーに選んでいただいたからには、自分の出せる力を120パーセント出せるように一瞬一瞬を大事にしていきたいです。どこまで世界に通用するかを試しつつ、自分自身の成長に繋げられるように色々なことを吸収して日本に帰ってきたいと思います。また、自分は『アディダス ネイションズ トウキョウ』キャンプから選ばれた代表ということもあるので、キャンプに参加した他のメンバーのことも考えながらプレーをしたいと思います」

▼ 横山智那美
「世界のトップレベルの選手達の中で、一緒にバスケットをできる機会をいただき本当にうれしく思っています。そこでたくさんのことを吸収し、自分のパフォーマンスを試して行きたいです。また、私の目指している世界で戦える選手に少しでも近づけるよう頑張りたいと思います。参加する中で、コミュニケーションなどの部分では日本で活動する時より不安なことが多いですが、頂いたチャンスなので、積極的に失敗を恐れず自分のバスケットをしていきます。そして自分のストロングポイントである、スピードのある1on1を発揮したいです。周りの人への感謝を忘れず挑戦します。そして必ずインパクトを残します。応援よろしくお願いします」