2019.09.27

新コンセプトは『LOVED W LEAGUE』、21回目を迎えるWリーグ開幕記者会見が開催

会見には全12チームの代表選手各1名が一堂に集まった
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 9月27日、都内で第21回Wリーグ開幕記者会見が行われた。

 全12チームの代表選手各1名が一堂に集まった同会見。まずは一般社団法人バスケットボール女子日本リーグ会長を務める斉藤聖美氏が挨拶をした。斉藤氏は「今シーズンは“令和初”のリーグ戦となります。元号も変わり各チームの顔も大分変わってきました」とコメント。現在インドで行われている「FIBA 女子アジアカップ 2019」についても話に挙げ、こう続けた。

「日本代表チームは、すべてWリーグから輩出しています。今年もWリーグで新たな選手が活躍して代表チームに選ばれるかもしれません。誰がどうなるか、これからとても楽しみなのでぜひ皆さん見守っていただきたいと思います」

 選手たちが登場すると、Wリーグ応援パーソナリティーの中川聴乃氏も登壇。開幕対戦カードごとに中川氏によるチーム紹介とインタビューが行われた。昨シーズン、史上初の11連覇を達成したJX-ENEOSサンフラワーズは、自らの連続優勝記録更新を目指すシーズンとなる。今季新キャプテンに就任した岡本彩也花は「今年はヘッドコーチが変わって、選手同士のコミュニケーションも例年よりいいです」とチームの現状を明かし、「吉田(亜沙美)選手も戻ってきたので、今年はいい試合内容で全勝優勝をしたいですし引き続き2冠を目指します」と意気込みを述べた。

 続けて、Wリーグのコンセプトワード 『LOVED W LEAGUE』にちなみ、『私たちのチームは「LOVED 〇〇」だ!』のコーナーに突入。新潟アルビレックスBBラビッツの井上愛はフリップに『ヒーター』と記入し、「暖房器具のことです。私達は練習する体育館が点々としていて冷暖房の設備が整っている場所がほどんどない。新潟はすごく寒いので、寒さを乗り越えるためにはヒーターがないと生きていけないので、みんなヒーターが大好きなんです」と理由を説明した。

 最後には3季連続でWリーグ公式応援アーティストを務めることが決定した『Jewel』の3名も登場し、選手とともに会見を彩った。今シーズンのWリーグは10月4日に開幕する。

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