Wリーグは新型コロナウイルスの影響を受けて2月29日以降のレギュラーシーズン全試合を中止を決定

 3月26日、Wリーグは新型コロナウイルスの観戦予防対策および感染拡大を受けて、2月29日以降のレギュラーシーズン全試合の開催中止を決定した。

 第21回Wリーグのレギュラーシーズンは3月15日までで、現時点では所属する12チーム全てが6試合を残している状態であった。その6試合を中止とし、現在は3月24日から予定しているプレーオフでの再開に向けて準備を進めていくという。

 全日程を消化していない中でのレギュラーシーズン終了は、公平性に欠けることや残り3週間の間に順位の変動もあり得たが、無観客試合であっても選手やスタッフが公共交通機関にて移動する際のリスクや時期をずらすことによって7月開催の東京オリンピックに向けた日本代表活動に影響を与えること、さらには体育館等の施設の確保の見通しが立たないことなどを踏まえてリーグとしても苦渋の決断となった。

 なお、これによりプレーオフ進出チームが決定。JX-ENEOSサンフラワーズ、富士通レッドウェーブ、トヨタ紡織サンシャインラビッツ、トヨタ自動車アンテロープス、デンソーアイリスとすでにプレーオフ進出を決めていた5チームに加え、2月23日までの結果から、シャンソン化粧品シャンソンVマジック、三菱電機コアラーズ、東京羽田ヴィッキーズがプレーオフに進むこととなった。

 スポーツ界では前日にJリーグが3月15日までの試合の開催を延期すると発表。併せて、本日はBリーグでも3月11日までの試合開催の延期を決定している。

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