6月4日、Wリーグは、第23回Wリーグ(2022-21シーズン)より「プレステージ・インターナショナル アランマーレ(アランマーレ)」の新規参入が決定したことを発表した。
5月21日のWリーグ理事会にて参入が決定したアランマーレは、2015年に設立され、秋田市に本拠地を置くチーム。東北地域からは唯一の参加となる。
現在、指揮を執るのはデンソーアイリスでヘッドコーチを9シーズン務めた小嶋 裕二三氏。ゼネラルマネージャーも兼任する小嶋ヘッドコーチは、チームのホームページを通じて下記のようにコメントした。
「この度、来年度から Wリーグ参入の運びとなりました。アランマーレの加入にご尽力いただきました関係各位に心より感謝を申し上げます。
率直に申し上げて、大きな驚きと不安、そして小さいながらも期待を感じています。
まだまだ成長の余地が大きいチームなので、その不安を一つひとつ解決し自信に変え、先ずは今季の試合に向けて万全の準備を整え、最善を尽くして戦う決意でおります。
新型コロナウイルス感染拡大の影響により、スポーツ界も厳しい状況下に置かれていますが、 Wリーグでは久しぶりの新規参入チームとして、周囲の方々のアランマーレへの期待も少なからずあるはずです。
地元秋田への貢献を第一に、女子バスケットボール界の明るい話題になれるよう最善を尽くす所存でおります。どうぞ皆様の熱いご声援をアランマーレに賜りますよう、よろしくお願い申し上げます」
また、今季キャプテンを務める久岡真歩子も「この度、2021-22シーズンWリーグへ参戦できることになり、大変嬉しく思います。これまで、チームを応援してくださった皆様のご支援があったからこそ実現できたことです。心よりお礼申し上げます。
まだまだ力不足ではありますが、小嶋ヘッドコーチの指導の下、チーム一丸となり、最善を尽くしてまいります。東北地域で初のチームということで、より地域の皆様に愛されるチームになれるよう、人としても成長していきます。これからもどうぞアランマーレをよろしくお願いいたします」と意気込んでいる。
昨シーズンまで東京羽田ヴィッキーズの一員だった平松飛鳥を獲得するなど参入前の今季からアランマーレの戦いぶりには注目が集まることとなりそうだ。
〈主な戦歴〉
2017 年度
・第68 回 秋田県民体育大会/ 準優勝
・平成29 年度 全日本実業団大会 / 全国ベスト8
・第72 回 秋田県秋季男女総合選手権大会 / 優勝
2018 年度
・第69 回 秋田県民体育大会 / 準優勝
・第73 回 秋田県秋季男女総合選手権大会 / 準優勝
・2018 年度 社会人地域リーグ(東北リーグ)/ 3 位
2019 年度
・第70 回 秋田県民体育大会 / 準優勝
・第74 回 秋田県秋季男女総合選手権
・2019 年度 社会人地域リーグ(東北リーグ) / 3 位
※主要結果のみ。2015~2016 年度は県内大会に出場