9月20日、第22回Wリーグの第1週第2戦が東西3試合ずつ行われた。
東地区の第1試合は、日立ハイテククーカーズvs新潟アルビレックスBBラビッツが対戦。日立ハイテクは第1クォーターこそ26-23と3点のリードに留まるも、第2クォーターではリズムを掴み、このクォーターを34-14とした。60-37で迎えた後半も試合の主導権を握り、20分間を52-23とし、最終スコア112-60で連勝を飾った。日立は曽我部奈央、佐藤奈々美がそれぞれ20得点をマークした。
シャンソン化粧品シャンソンVマジックvs東京羽田ヴィッキーズの第2戦は、第1クォーターからどちらも譲らない試合となるも、シャンソンが20-17と3点をリードして第2クォーターへ。第2クォーターでも拮抗した試合展開が続いたが、徐々に東京羽田のペースとなり、38-39と逆転を許し、ハーフタイムへ。第3クォーターでは逆転に成功。56-55で勝負は最後の10分間へ。最終クォーターは重い立ち上がりとなったが、水野妃奈乃を中心にリードを守り、最終スコア68-65で連勝を飾った。水野は、3ポイントシュート7本を含む計25得点を記録。連敗を喫した東京羽田は、鷹のはし公歌がチーム最多の17得点をマークした。
西地区の初戦は、山梨クィーンビーズvsアイシン・エィ・ダブリュウィングス。山梨QB第1クォーター終了時点で、13-23と劣勢に立たされた。それでも第2クォーターで相手を10得点に抑え、29-33で後半へ。後半に入ると、反撃開始。第3クォーターを22-17にして、51-50と逆転に成功。1点差で迎えた最終クォーターでも勢いを止めることなく24得点を積み上げ、最終スコア75-62で第1戦のリベンジを果たした。勝利した山梨QBは、水野菜穂が17得点、7スティールと攻守に渡り活躍を見せた。
第1戦で三菱電機コアラーズとの接戦を落としたデンソーアイリスは、第1クォーターから猛攻をみせ、24-13で終了。第2クォーターでも相手を圧倒し、42-24と大きくリードを奪い、ハーフタイムを迎えた。第3クォーターでも攻撃の手を緩めることなく、24得点を奪取。最終クォーターでは余裕の試合運びを見せ、最終スコア79-60で第1戦のリベンジを果たした。デンソーは、高田真希が21得点、10リバウンドの“ダブルダブル”を記録した。
トヨタ自動車アンテロープスは、トヨタ紡織サンシャインラビッツとの第2戦へ臨んだ。第1クォーターを21-16とリズムを掴むと、第2クォーターでも好調をキープ。41-34とリードを広げてハーフタイムへ。第3クォーターではトヨタ紡織の猛追に遭い、一時は2点差に。それでも立て直しに成功し58-50で最後の10分間へ。最終クォーターでは奪ったリードを守り抜き、最終スコア81-69でトヨタ自動車が連勝をマークした。
【Wリーグ 9/20 結果まとめ】
〇東地区
日立ハイテク 112-60 新潟
東京羽田 65-68 シャンソン
〇西地区
山梨QB 75-62 アイシンAW
デンソー 79-60 三菱電機
トヨタ紡織 69-81 トヨタ自動車