1月9日、ウィングアリーナ刈谷にて「Wリーグ レギュラーシーズン」の第8週が開催。西地区の3試合が行われた。
三菱電機 コアラーズは、1勝差で西地区2位につけているデンソー アイリスと対戦。司令塔の渡邉亜弥は、中断期間に「特に練習したのはペイント内シュートの確率をあげること」を意識して取り組んだと話した通り、高確率にシュートを沈め、20得点を記録。根本葉瑠乃も中断期間に「外のシュートを決められるように練習した」と語ったように、3ポイントシュート7本を含む計29得点を記録した。それでもチームは延長戦の末、最終スコア82-89で接戦を落とした。
試合を振り返って渡邉は「延長戦までもつれこみましたが、そこで一歩足りなかったのかなと思います。競っている試合を勝ち切れるのが強いチームだと思うので、そこで勝ちきれなかったので、今後のリーグにも繋げられるように明日修正していきたいと思います」と悔しさをにじませた。
一方で「プレッシャーディフェンスに対して逃げてしまう部分がありましたが、そうなる前にスピードでアタックやフィジカルを使ってできたことは今後に繋げていきたいです。ペイントからのキックアウトなどそれぞれの役割が果たせていたかなと思います」と一定の手応えも感じていた。
根本は「デンソー戦での課題は、髙田さんの得点力の部分を全員で意識して取り組んでいましたが、継続できていない部分もあったので、そこは課題かなと思い、修正していきたいと思います」と修正点を口にした。
最後に今年の目標を問われた2選手は、以下のようにコメントした。
「まずはコロナの関係で、リーグがどうなるか分かりませんが、リーグで優勝するということが目標です。個人的には3ポイントを決め切れるように頑張りたいと思います」(渡邊)
「渡邊さんと同じくチームとしては優勝で、個人としては安定したプレーをできるように頑張っていきたいと思います」(根本)