トヨタ自動車アンテロープスの三好南穂「リーグ後半で全部勝って皇后杯での悔しい思いをリベンジしたい」

皇后杯のリベンジに燃える三好 [写真提供]=Wリーグ

 1月9日、ウィングアリーナ刈谷にて約2ヶ月ぶりに「Wリーグ レギュラーシーズン」が開催。西地区の3試合が行われた。

 1敗で西地区首位を走るトヨタ自動車 アンテロープスはトヨタ紡織 サンシャインラビッツと対戦。序盤からハイスコアで試合が進み、最終スコア105-87で100点ゲームの快勝で再開初戦を勝利で飾った。

 試合後にメディアの取材に応じた馬瓜エブリンは「前半にペースが遅い部分があって、そこで紡織さんに流れを渡しそうになったんですけど、後半に修正出来て走れたのでよかったです。ただディフェンスが甘い部分があったので、そこは明日修正していきたいです」と反省点をコメント。三好南穂も「オフェンスでは100点を超えたのでよかったかなと。ディフェンスでもとられすぎたので、そこは修正していきたいです」と守備面での課題を口にした。

馬瓜エブリンは24得点、9リバウンドを記録した [写真提供]=Wリーグ

 2020年12月20日に行われた『第87回皇后杯全日本バスケットボール選手権大会』の決勝戦では、ENEOSサンフラワーズに第3クォーター終盤までリードを奪っていたものの、最終クォーターで巻き返され、逆転優勝を許した。三好は「皇后杯が終わってからずっと言われてきているのはディフェンスの部分で、ずっと1対1を中心に練習をやってきました」と明かした。馬瓜も「今日の後半にもありましたが、勝っているのに流れを渡してしまう部分があるので、そこで粘って粘ってディフェンスをやって、自分たちのプレーをすることを意識しました」と皇后杯での課題修正を意識していたようだ。

 最後に2021年の目標を問われると、三好は「まずは目の前の試合を勝つこと。特に今年のリーグの後半で全部勝って皇后杯での悔しい思いをリベンジしたいです」とリベンジの気持ちを燃やす。馬瓜も「同じく優勝です。簡単に言うと優勝です」と笑顔で話し、続けて「皇后杯でいい経験をできたので、そこで勝ち切るというところを後半のリーグでみんなで積み上げて、最後に勝てるようにいきたいと思います」とコメントした。

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