2021.10.24

試合内容には反省しきりの町田瑠唯…一方ファンの前でのプレーに喜びもひとしお

第2戦で11得点11アシストのダブルダブルを達成した町田瑠唯 [写真]=伊藤 大允
バスケットボールキング編集部。これまで主に中学、高校、女子日本代表をカバーしてきた。また、どういうわけかあまり人が行かない土地での取材も多く、氷点下10度を下回るモンゴルを経験。Twitterのアカウントは @m_irie3

 女子日本代表の東京オリンピック銀メダル獲得で注目を集めるWリーグ。10月22日、23日にはその代表の司令塔がマッチアップする東京羽田ヴィッキーズと富士通レッドウェーブの対戦が行われた。東京羽田には本橋菜子、富士通には町田瑠唯が所属しており、それを楽しみにしたファンで、会場となった大田区総合体育館はコロナによる入場制限いっぱいの入りとなった。

 両チームの今季開幕戦となった今回の対戦では、初戦が76-48で富士通、翌日の第2戦も75−60で富士通が勝利。結果的には富士通の2連勝で終わったものの、優勝を目指す富士通にとっては手放しで喜べない内容だったようだ。

 第2戦後にメディア対応を行った町田は「2連勝できたことは良かったと思いますが、結構課題が残る試合になったということと、自分たちがやりたいバスケットが2試合ともしっかりできたかと言うとそうではなかったので、そこは修正をしていかないと思います」と反省の言葉が口をついた。

 そう語る理由は開幕直後ということもありチーム作りがまだ不完全であることが挙げられるだろう。特に今シーズンは宮澤夕貴と中村優花がENEOSサンフラワーズから移籍してきたが、富士通のプレースタイルにはまだフィットしていないのではと町田は語る。

「全然チームとしては出来上がってない状態で、移籍の2人をどう活かすか、それに自分たちの持ち味であるスピードを活かした攻防をどう展開していくのかは、日々の練習や試合を重ねる必要があると思います。また、しっかりコミュニケーションを取らないとですね」

 ただ2人の加入がチームにもたらす影響は少なからず大きいと町田は言う。「メンタル面であったり、練習の姿勢もそうですね。また、試合の入り方、準備の仕方も若手にはいい勉強になると思うので、チームにいい影響を与えてくれています」。

心強い選手の加入をいかにチーム力アップにつなげるのかにも注目が集まる [写真]=伊藤 大允

 東京オリンピックは無観客で行われたが、Wリーグは有観客による開催だ。「昨シーズンも無観客ではありませんでしたが、人数も違いました」と町田は振り返る。そして、「やっぱりうれしいです。声はまだ自由に出していただけせんが、会場にいてくださるだけ、ハリセンを叩いてくださるだけで本当に力になります。ホームに帰ったらもっと盛り上がってくれればうれしいです」と笑顔を見せた。

 次節、10月30日・31日には富士通の地元、とどろきアリーナでの開催が待っている。

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