2021.10.25

東京五輪メダリストの本橋菜子が羽田へ凱旋…「久しぶりにワクワクしました」

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 10月23日から24日にかけて、各地でWリーグ開幕節が行われ、東京羽田ヴィッキーズは富士通レッドウェーブとの一戦に臨んだ。

 GAME1、GAME2ともに競る時間帯もあるものの、優勝を目指す富士通の前に2連敗となってしまった東京羽田。しかし、この試合では両チームに東京オリンピックで活躍したメダリストが在籍し、女子日本代表が過去最高の成績で注目を集めた東京2020大会を機に、会場に足を運んだファンも多くいたようだ。

 この試合後、そのオリンピアンのひとりである東京羽田の本橋菜子がインタビューに応じた。

 現段階のコンディションを問われると「70パーセントくらいですかね。年明けに向けて上げていければいいと言われているので、焦らず、徐々に自分のプレーを出せればと思っています」とコメント。

1年ぶりのホームゲームに本橋(右から2)はこの笑顔[写真]=伊藤 大允

 また、1年ぶりとなった羽田でのホームゲームにも言及。「東京オリンピックも無観客でしたし、久しぶりにワクワクしました」と、楽しんでプレーしている様子。同時に「興味を持って観に来てくれた人たちに『もっと応援したい』と思ってもらえるプレーをしなければという責任感はあります」と、様々な思いを口にした。
 
 こう語るのも、「注目してもらっているのはすごく感じますし、会場を見渡しても12番(自身の番号)のタオルやユニフォームを着てくださっているファンの方々がいる」と実感があるからだという。「それを考えすぎちゃうとよくないので、変に気負わずに自分らしくやりたいなと思います」と平常心を強調した。

 一方で、今シーズンは大学時代の恩師である萩原美樹子氏がヘッドコーチに就任。「このチームでプレーオフに出場して上位に食い込んでいきたいという気持ちは誰よりも強いと思うので、それに貢献できるようにここで新体制のもとやっていきたいと思います」と、気持ちを新たに意気込みを語った。

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