11月5日から6日にかけて、各地で第24回Wリーグの第3節が行われた。

　東京羽田ヴィッキーズとトヨタ紡織サンシャインラビッツの第1戦、河村美幸の13得点を筆頭に計13選手が得点をマークし、80－56でトヨタ紡織が先勝する。しかし、第2戦では試合終了間際に鷹のはし公歌が3ポイントシュートを沈め、東京羽田が59－58で逆転勝利。開幕5連勝を飾っていたトヨタ紡織は今シーズン初の黒星を喫した。

　3連覇を目指すトヨタ自動車アンテロープスは姫路イーグレッツと対戦した。第1戦で梅沢カディシャ樹奈が25得点13リバウンドを挙げ、97－43でトヨタ自動車が勝利。さらに、第2戦では馬瓜ステファニーが22得点6リバウンド7アシストと活躍し、87－54でトヨタ自動車が連勝を飾った。

　日立ハイテククーガーズとシャンソン化粧品シャンソンVマジックの第1戦はオーバータイムへともつれる激闘になるも、ダラーメマレムドイが31得点11リバウンド、船生晴香が20得点12リバウンドと躍動し、日立ハイテクが87－84で勝利した。それでも、第2戦では小池遥が18得点8リバウンド6アシストをマークし、シャンソンが80－74でリベンジを果たした。

　富士通レッドウェーブと山梨クィーンビーズの第1戦、宮澤夕貴が25得点8リバウンド、町田瑠唯が7得点12アシストと活躍し、富士通が77－58で先勝する。続く第2戦では山梨QBが16点ビハインドで試合を折り返すも、後半から反撃を開始。第4クォーター終盤には逆転に成功し、66－65で接戦を制した。

開幕5連勝を飾った富士通は、第2戦に逆転負けを喫し、今シーズン初黒星となった[写真]＝W LEAGUE

　第3節の対戦結果は以下のとおり。

■【第3節】試合結果
※左側がホームチーム、ニュートラルゲーム（中立地開催）は「N」と記載

東京羽田ヴィッキーズ vs トヨタ紡織サンシャインラビッツ
第1戦 56－80
第2戦 59－58

トヨタ自動車アンテロープス vs 姫路イーグレッツ（N）
第1戦 97－43
第2戦 87－54

プレステージ・インターナショナル アランマーレ vs ENEOSサンフラワーズ
第1戦 35－63
第2戦 55－86

アイシンウィングス vs 三菱電機コアラーズ
第1戦 39－77
第2戦 54－56

日立ハイテククーガーズ vs シャンソン化粧品シャンソンVマジック（N）
第1戦 87－84
第2戦 74－80

富士通レッドウェーブ vs 山梨クィーンビーズ
第1戦 77－58
第2戦 65－66

新潟アルビレックス BBラビッツ vs デンソーアイリス　※開催中止
＜中止理由＞
　新潟の所属選手10名が新型コロナウイルス感染症陽性と診断。抗原検査（リーグ統一）において陰性が確認できる1チーム7名の選手が帯同できないと判断したため。