7月22日にイタリアで開幕したFIBA U19女子ワールドカップ2017。予選ラウンド第1戦でオーストラリア代表に66-61で勝利を収めた女子U19日本代表は、23日にハンガリー代表との試合に臨んだ。
第1戦と同じく、日本は澁谷咲月(早稲田大学2年)、髙原春季、宮下希保(ともにアイシン・エィ・ダブリュ ウィングス)、馬瓜ステファニー(トヨタ自動車アンテロープス)、梅沢カディシャ樹奈(JX-ENEOSサンフラワーズ)の5人で試合をスタート。開始約4分間で0-9のランを喫したが、残り4分59秒に阿部泉美(東京医療保健大学1年)が3ポイントからチーム初得点を記録し、11-17で第1クォーターを終えた。
続く第2クォーターは宮下を中心に攻めたてると、残り3分35秒に笠置晴菜(デンソーアイリス)の3ポイントで24-21とリード。その後、追いつかれるも、残り1秒に澁谷が2本のフリースローを決め、28-27で前半を終えた。
第3クォーターは拮抗する展開となる中、馬瓜のフリースローや赤穂ひまわり(デンソー)の3ポイントなどで加点。このクォーターを17-17の同点で終え、1点リードのまま最後の10分間に突入した。
最終クォーターは開始4秒に藤田歩(拓殖大学1年)のアシストから馬瓜がレイアップを成功させ、点差を3点に広げる。その後も、逆転を狙うハンガリーを相手に日本は主導権を渡さず、4点リードで迎えた残り試合終了残り56秒に笠置が3ポイントを沈め勝負あり。最終スコア68-59で白星を挙げた日本が、予選ラウンド2連勝を飾った。
なお、第3戦は25日に行われ、メキシコと対戦する。
■日本代表 68-59 ハンガリー代表(@チヴィダーレ・デル・フリウーリ)
JPN|11|17|17|23|=68
HUN|17|10|17|15|=59