2017.07.26

アグレッシブなプレーを誓う宮澤夕貴「まだまだシュートを打てる場面がある」

オーストラリア戦で、宮澤夕貴(JX-ENEOSサンフラワーズ)はチーム最多の19得点 [写真]=小永吉陽子
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 7月23日にインドのバンガロールで開幕したFIBA女子アジアカップ。「AKATSUKI FIVE」女子日本代表チームは25日に行われた予選グループB第3戦で、オーストラリア代表に74-83で敗れ、今大会初黒星を喫した。

 髙田真希(デンソーアイリス)の復帰に伴い、予選第2戦からベンチスタートの宮澤夕貴(JX-ENEOSサンフラワーズ)は、3本の3ポイントシュートを含むチーム最多の19得点をマーク。試合後、「(これまでは)相手が目の前にいると、(シュートを)打たない場面が多くなっていました。でも、今日は打つと決めていました」と振り返り、「まだまだ自分がシュートを打てる場面があったので、しっかりと自分の役割を理解して打っていきたい」と、積極的な姿勢を示すことを誓った。

 オーストラリアは、2016年のリオデジャネイロ・オリンピックで激戦の末に86-92で敗れた、FIBAランキング4位の強豪だ。「アジアのチームとは全然違います」と宮澤は印象を語り、「中国も当たりは強いのですが、それとは違って質が高いです。オフェンスの組み立て方にしても、シュートのフィニッシュにしても、強いなと思いました」とコメント。「リベンジ(したい)という気持ちはありました。途中に10点差くらいまで迫り、いけるかなと思いましたが、離されてしまいました」と述べ、勝つための手がかりとして「気持ち」、「後半の勢いを40分間とおしてやること」をポイントに挙げた。

 なお、1勝2敗でグループBを2位通過した日本は、27日の準々決勝でグループAを3位通過のチャイニーズ・タイペイと対戦する。

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