2018.06.11

先発PGを務めた町田瑠唯、吉田亜沙美不在は「不安だったが、いずれは世代交代が来る」

8日のチャイニーズ・タイペイとの強化試合で先発を担った町田[写真]=山口剛生
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 6月8日、アリーナ立川立飛で「バスケットボール女子日本代表国際強化試合2018 三井不動産カップ」が開催され、“AKATSUKI FIVE”女子日本代表チームがチャイニーズタイペイを96-66で圧倒した。

 昨年まで日本代表の司令塔だった吉田亜沙美(JX-ENEOSサンフラワーズ)がメンバー外となり、代わって先発ポイントガードを務めたのは町田瑠唯(富士通レッドウェーブ)。いきなり担った重責に対しては、「(吉田選手が)いないというのを聞いて、最初は正直不安がありましたが、いずれはそういう世代交代の時が来る。今いるメンバーでやるしかないし、ポイントガードでは自分が一番上になるので自分が引っ張っていかなきゃという思いはありました」と心強い答えが返ってきた。

 この試合、約12分間の出場ながら5得点5アシストを挙げた町田は、「前回、(トム・ホーバスヘッドコーチからも)相手よりエネルギーが足りないと指摘されていたので、今日は出だしから相手に負けない気持ちでやることを意識してスタートはいい入りができた。日本の速いバスケットを前半からやろうと思っていたので、ディフェンスからそのままファストブレイクを出せたことはよかった」と振り返ったが、自身へ課題については「得点力」と即答。「トムさんにも、1試合平均10得点7、8アシストくらいできると日本は強いよと面談で言われたので、そこは意識して取り組みたい」と続け、具体的な目標を口にした。

 現在、日本代表候補は町田を含め藤岡麻菜美(JX-ENEOS)、本橋菜子(東京羽田ヴィッキーズ)、三好南穂(トヨタ自動車アンテロープス)の4名のポイントガードが名を連ねる。「本当に4人ともプレースタイルが違うので、そこは個々を大事にしてやっていきたい。自分は今スタートで出してもらっているので、チームの流れを作れるように意識してやっている。皆んなで切磋琢磨して、誰が出ても同じようなレベルでできたらいい」。

現在候補メンバーに名を連ねる4名のポイントガードについては「切磋琢磨して、誰が出ても同じようなレベルでできたらいい」と話す[写真]=山口剛生

「(先発が)絶対自分というのはわからない。あくまでトムさんのバスケットに合っている方がスタートとか、流れを作れる方が、というのがあると思うので」。そう語った町田だが、「もちろんスタートにはなりたい」と先発にこだわる意欲も垣間見せた。

 絶対的司令塔である吉田を欠く中でスタートした代表選考レース。この緊急事態は町田の成長をより一層加速させている。