女子W杯が開幕、日本は開催国の強豪スペインに破れ黒星スタート

日本は最後まで追いつくことができずスペインに敗戦[写真]=fiba.com

 9月22日、スペインのテネリフェにて「FIBA 女子バスケットボールワールドカップ2018」が開幕。23日に日本代表(FIBAランク13位)が開催国のスペイン代表(同2位)とのグループリーグ初戦に臨んだ。

 本橋菜子(東京羽田ヴィッキーズ)、水島沙紀(トヨタ自動車 アンテロープス)、宮澤夕貴(JX-ENEOSサンフラワーズ)、馬瓜エブリン(トヨタ自動車)、髙田真希(デンソー アイリス)の5人が先発に名を連ねた日本。立ちあがりは馬瓜、水島の得点でリードするも、中盤になるとターンオーバーが目立ち始めスコアが停滞。残り4分5秒からは3連続失点、終了間際にも得点され10-20で最初の10分間を終えた。

 第2クォーターは、本橋のレイアップで先制点を記録。その後は守り合いの展開となったが、フリースローからの失点を重ね、残り5分を切った時点で16点ビハインドと苦しい展開となる。藤高三佳(トヨタ自動車)が3ポイントをマークするも後が続かず、21-39で試合を折り返した。

 第3クォーター、日本は本橋のアシストから宮澤、藤高の3ポイントなどで追いあげ反撃を試みる。しかし、対するスペインもコンスタントに加点し、なかなか点差を1ケタにできない。すると40-51で迎えた3分27秒から2本の3ポイントを含む10得点を与え、同クォーター終了時点で48-61となった。

 13点を追う最終クォーターは藤岡麻菜美(JX-ENEOS)、宮澤のレイアップが決まると、開始2分56秒にはオコエ桃仁花(デンソー)が3ポイントを沈めて55-66。同4分55秒からは宮澤の3ポイント、馬瓜と本橋のレイアップが決まって試合終了残り3分51秒時点で8点差まで詰め寄る。しかし、すぐさまスペインにジャンプショットを許すと、最後まで追いつくことができず、最終スコア71-84でタイムアップ。

 地元スペインに13点差破れ、同大会黒星スタートとなった日本。次戦は日本時間同日の21時30分から、ベルギーとの第2戦に臨む。

■試合結果
日本 71-84 スペイン
JPN|10|11|27|23|=70
ESP|20|19|22|23|=84

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