9月25日に「FIBA 女子バスケットボールワールドカップ2018」のグループリーグ全日程が終了し、グループC3位の日本代表は中国代表とのベスト8決定戦に進むことが決まった。
トム・ホーバスヘッドコーチは69-61で白星を挙げたプエルトリコ代表戦後、「とりあえず勝った」と述べ、「もっといいバスケを見せたい」と不満げな様子。ターンオーバーが相手と同じ15個を数えたこと、ミスが多かったこと、突き放しきれなかったことなどを課題として挙げ、「あまり頭を使っていないバスケ」と評した。
辛口コメントが続く中、15得点14リバウンドの宮澤夕貴(JX-ENEOSサンフラワーズ)、14得点7リバウンド2スティールの高田真希(デンソー アイリス)について「2人はいいバスケをやっている」と評価。「周りの選手がまだステップアップできていない」と続け、馬瓜エブリン(トヨタ自動車 アンテロープス)や本橋菜子(東京羽田ヴィッキーズ)といったメンバーの奮起に期待した。
試合終了直後は対戦相手が決まっていなかったが、ベスト8決定戦に向けて「勝たないとチームの目標に届かない。メンタルを切り替えて、ポジティブに。まずは相手よりも自分たちチームのことを考えたい」とコメントした。