2020.05.21

“With Basketball~バスケで日本を元気に~”若い力を軸に3連覇達成『FIBA女子アジアカップ2017決勝 日本vsオーストラリア』

今大会でアジア3連覇を達成。三屋裕子JBA会長も駆けつけ、選手、スタッフとともに喜びを爆発させる [写真]=fiba.com
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日本バスケットボール協会は「バスケットボールで日本を元気に」の理念のもと、日本のバスケファンへ元気を届けるコンテンツを6月27日(土)まで毎週金曜日・土曜日の週2回配信することとなった。第3回は5月22日(金)21時から。女子代表がアジア3連覇を達成した『FIBA女子アジアカップ2017決勝 日本vsオーストラリア』をお届けする。

 2017年のFIBA女子アジアカップは、頂点への道のりが一層険しかった大会だったと言える。その理由は2つ。1つは過去の2大会でMVPに輝いた渡嘉敷来夢が、当時所属していたシアトル・ストーム(WNBA)での活動優先のため不参加となったこと。2つ目は大会方式変更に伴い、新たにオセアニア地区が加入したことだ。

吉田亜沙美欠場という危機を救った藤岡麻菜美 [写真]=fiba.com


 中でもオーストラリアは当時のFIBAランキング13位の日本に対し、同4位という難敵。予選ラウンドでは同組となり、74-83で敗れた相手だ。それでも、2勝1敗で決勝トーナメントへ進んだ日本は、準決勝で中国を撃破。吉田亜沙美(JX-ENEOSサンフラワーズ)が欠場する事態に見舞われるも、代わって先発を務めた藤岡麻菜美(JX-ENEOS)が19得点14アシストと躍動して逆転勝利を収めた。

 そして決勝では再びオーストラリアと激突。日本は準決勝同様に吉田を欠いた。しかしこの試合、シューターの水島沙紀(元トヨタ自動車アンテロープス)が劣勢の日本を救う。後半、とくに第4クォーターに見せた水島の連続3ポイントが勝利を大きく手繰り寄せ、日本は見事3連覇を達成した。

 大会ベスト5には、日本から6試合で平均11.3得点8.2アシストの好成績を残した藤岡と、全試合に先発出場した長岡萌映子(トヨタ自動車)の2名が選出。チーム全員で掴み取った3連覇だが、今回の配信では決勝の後半だけで26得点を叩き出し、今季限りでの現役引退を決断した水島のプレーは必見!

今大会は若い世代が活躍。右から町田瑠唯、長岡萌映子、水島沙紀 [写真]=fiba.com


■配信/JBA公式YouTube:https://www.youtube.com/channel/UC6yI_Ev0RGKUh0JzhdRdaZw

■第3回:5月22日 (金) 21:00~22:30(予定)
<予定内容>
・FIBA女子アジアカップ2017決勝(フルゲーム)
※水島沙紀、町田瑠唯(富士通レッドウェーブ)、長岡萌映子、各選手コメントあり

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