2021.06.13

第2戦に勝利した女子日本代表の安間志織「フィジカルに戦うことができた」

ポルトガルとの第2戦ではチームハイの4アシストを記録した安間(写真中央) [写真]=伊藤 大允
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「三井不動産カップ2021(神奈川大会)」第2戦、第1戦と比べて前半から試合の流れをつかんだ女子日本代表は、リードを拡大して女子ポルトガル代表に68-43で勝利。フィジカルなディフェンスとトランジションで優位に立ち、初戦につづいて2連勝をかざった。

「2戦目の今日は、1戦目よりはちょっとよくなったかなと思います。リバウンドは今日も負けてしまっているんですけれど、フィジカルに戦うところはできていたと思います」と第2戦を振り返るのは、オンライン記者会見に出席した安間志織(トヨタ自動車アンテロープス)だ。この試合ではスターターとして14分44秒出場し、3得点とチーム最多の4アシストを記録している。

 しかし自身のパフォーマンスについては「今日はターンオーバーがあり、チームのリズムを作るポイントカードが時間を見ていなかったので、そこは修正していけたらなと思います」と、振り返っている。

「代表に残るためにどんなアピールをしたいか」という質問に対しては、「身長が小さい分、スピードを生かしたドライブ、そこからシューターにパスを上手く出していけたらと思います」と語る。「ただ状況判断が課題かなと思います。あとは今シーズンは3ポイント(Wリーグ2020-21シーズンでは成功率39.58パーセント)に自信をもっていたので、チャンスがある時にしっかりと打っていきたいなと思います」と、自身の強みと課題について言及した。

 また今後代表チームにアジャストしていくうえで、「トムさん(トム・ホーバスヘッドコーチ)の考えを理解しないといけないと思います」と、安間はコメント。「自信をもって私のプレーをしないと、このチームに貢献できないと思うので、アタックだったりリバウンド、チャンスがあれば3ポイントなど、自分のプレーを崩さず貢献していきたいなと思います」と、意気込みを語ってみせた。女子日本代表は6月13日にポルトガル代表との第3戦に挑む。

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