2021.08.01

アメリカ戦で存在感を発揮したオコエ桃仁花「自分のバスケを取り戻すことができた」

アメリカ戦で3本の3ポイントシュートを含む11得点をマークしたオコエ[写真]=fiba.com
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 7月30日、女子バスケットボールの予選ラウンドが行われ、日本代表は86−69でアメリカ代表に敗れた。

 6大会連続で金メダルを獲得しているアメリカに対し、一時はリードを奪って善戦した日本だったが、最後は17点差での敗戦となった。オコエ桃仁花(富士通レッドウェーブ)は、ベンチから15分08秒のプレータイムを得ると、3本の3ポイントシュートを含む11得点をマークし、存在感を発揮した。

 オコエの試合後のコメントを日本バスケットボール協会(JBA)が掲載している。

「フランス戦は、プレッシャーと緊張であまり良いバスケができなくて、チームの役に立てませんでした」とコメントした通り、初戦でのオコエはわずか4分21秒の出場にとどまり、無得点に終わっていた。

 それでも「そこから今日まで、チームメイトやトム(・ホーバス)ヘッドコーチ、スタッフのみんながサポートしてくれたおかげで、今日は自分のバスケを取り戻すことができました」と語り、日本にとっては収穫もあった敗戦となったようだ。

「相手の大きい選手を引っ張り出して、中のスペースを空けることが自分の仕事です。相手が強くなるにつれて、もっともっとそこを徹底しなければいけませんし、これからも自分の仕事を全うしていきたいです」

 予選リーグ最終戦となる次戦の相手は、オコエの父の母国でもあるナイジェリアだ。決勝トーナメント進出に向けて負けられない一戦には、オコエの徹底した仕事ぶりが不可欠となる。

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