2022.02.15

FIBA女子W杯予選が終了…本戦はオーストラリアで9月下旬から開催予定

4大会連続の本戦出場を果たした日本[写真]=fiba.com
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 日本時間2月10日から14日にかけて、「FIBA女子バスケットボールワールドカップ2022(以下ワールドカップ)予選」が開催された。本大会は日本、セルビア、アメリカの3場所で行われ、各会場の上位3チームが本戦へ参加する。なお、組合せ抽選は3月3日、本戦はオーストラリアにて9月22日から10月1日の期間で開催が予定されている。

 開催国の一角である日本は第1戦でカナダと対戦。オーバータイムにもつれる大激戦となったが、三好南穂、赤穂ひまわりの3ポイントシュートで一気に優勢に立つ。その後は時間いっぱいボールを保持し、86-79で日本が1勝を獲得した。

 続く13日の第2戦、ボスニア・ヘルツェゴビナと対戦した日本。第4クォーター終盤まで接戦が続いたが、残り約10秒で3ポイントシュートを沈められ5点のリードを奪われる。それでも最後までゴールへ攻めていくが追いつけず、惜しくも第2戦は82-87で黒星となった。

 セルビア会場は2グループに分かれて試合を開催。グループAではセルビア、オーストラリア、韓国、グループBでは中国、ナイジェリア、フランスが本戦への出場権を獲得した。

 アメリカ会場では、2月13日の時点で同率のプエルトリコ対ロシアの結果をもって本戦出場の3カ国を決定することとなり、2月14日に両国が激突。結果はロシアが102-68で勝利を収め、本大会の出場権を獲得した。なお、FIBA執行委員会の判断により、アメリカ対ロシアの試合は行われず、各チームに1点が加算されることとなった。

 なお、日本大会は4か国で開催予定だったが、ベラルーシ代表が参加を取りやめたため同国が出場予定だった試合は中止に。ただし、大阪会場の予選成立に伴い、FIBAはベラルーシ以外のカナダ、日本、ボスニア・ヘルツェゴビナが本戦へ出場することを発表した。

 予選を終了し、順位は以下の通り。セルビア会場では、2グループからそれぞれ上位3チームが本戦へ出場する。

・日本・大阪会場
1位 カナダ(1勝1敗)
2位 日本(1勝1敗)
3位 ボスニア・ヘルツェゴビナ(1勝1敗)
(※ベラルーシ代表は出場辞退)

・セルビア・ベオグラード会場
■グループA
1位 セルビア(3勝0敗)
2位 オーストラリア(2勝1敗)
3位 韓国(1勝2敗)
4位 ブラジル(0勝3敗)

■グループB
1位 中国(3勝0敗)
2位 ナイジェリア(2勝1敗)
3位 フランス(1勝2敗)
4位 マリ(0勝3敗)

・アメリカ・ワシントンDC会場
1位 アメリカ(2勝0敗)
2位 ベルギー(2勝1敗)
3位 ロシア(0勝1敗)
4位 プエルトリコ(0勝2敗)

出場国一覧
オーストラリア(開催国枠)
アメリカ(オリンピック優勝国枠)
中国
フランス
カナダ
セルビア
韓国
ボスニア・ヘルツェゴビナ
日本
ナイジェリア
ベルギー
ロシア

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