2022.05.29

女子日本代表がオーストラリアとの第2戦に逆転勝利…オコエが躍動して接戦を制す

女子日本代表がオーストラリア代表に勝利し、敵地で第1戦のリベンジを果たした[写真]=Getty Images
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 5月29日、オーストラリア遠征を行う女子日本代表(FIBAランキング8位)がシドニーで女子オーストラリア代表(同3位)と対戦した。

 27日に行われた初戦に66-72で敗れた日本は、宮崎早織(ENEOSサンフラワーズ)、東藤なな子(トヨタ紡織サンシャインラビッツ)、赤穂ひまわり(デンソーアイリス)、宮澤夕貴(富士通レッドウェーブ)、髙田真希(デンソー)がスターティングファイブを務めた。

 日本は試合開始から9-0のランを作られる苦しい展開に。宮崎のミドルシュートで初得点を奪うが、一時は2ケタのリードを奪われる。その後、オコエ桃仁花(富士通)が2本のシュートを決めるも、日本は6-14で第1クォーターを終えた。

 続く第2クォーターでは、吉田舞衣(シャンソン化粧品シャンソンVマジック)がバスケットカウントを獲得し、3点プレーを決める。さらに、平下愛佳(トヨタ自動車アンテロープス)が3ポイントを沈め、日本が反撃を開始。ハードなディフェンスでオーストラリアの得点を抑え込むと、終了間際には髙田がゴール下で得点し、19-21と2点差で試合を折り返した。

 迎えた第3クォーター、序盤に髙田がバスケットカウントを決めて逆転に成功。その後はオコエが2本の3ポイントを含む8得点を立て続けに奪い、リードチェンジを繰り返す一進一退の展開に。日本は平下の速攻レイアップと髙田の長距離砲で、リードを一時6点に拡大。その後、オーストラリアに追いつかれるも、平下が3ポイントを沈めると、終了間際にはドライブから得点を奪い、44-42で最終クォーターへ。

 勝負の第4クォーター、オーストラリアに何度も同点とされるが、東藤の3ポイントやオコエのレイアップで日本がリードを譲らない。オコエが3ポイントとフリースローで得点を重ねると、終盤には東藤のレイアップも決まって5点のリードを奪う。その後、残り1.2秒には1点差まで詰め寄られるも、最後までリードを守り切った日本が56-55で勝利を飾った。

 なお、31日にもオーストラリア代表との対戦が予定されている。

■試合結果
女子日本代表 56-55 女子オーストラリア代表
JPN|6|13|25|12|=56
AUS|14|7|21|13|=55

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