2022.06.19

トルコとの第1戦を振り返った恩塚HC…「攻防で求めるコンセプトを表現できた」

トルコ代表との第1戦を振り返った恩塚HC [写真]=伊藤 大允
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 6月18日に千葉ポートアリーナで開催された「三井不動産カップ2022(千葉大会) 女子国際強化試合」で女子日本代表は女子トルコ代表と対戦し、77-49と28点差で快勝を収めた。

 試合後、チームを率いた恩塚亨ヘッドコーチが記者会見に出席し、「どちらがより戦術的に戦えるかっていうのが勝敗を分けるポイントになるかなと。そこで先手を取り、裏を取られたとしてもさらに次の手を打てる”カウンターバスケット”を目指して戦おうという風に送り出しました」と、トルコ戦を振り返った。

 第1クォーターでは27-12と好調な滑り出しを見せた日本代表。スムーズな立ち上がりに成功した要因について聞かれると、「いい準備ができたと思います。オフェンスはシンプルにチャンスを作って、ディフェンスは(相手に)手間をかけさせて削っていくというコンセプトが表現できました。そういうトレーニングをしてきたので、それが良かったのかなと」と、恩塚HCとしては理想的なゲームプランを遂行できたようだ。

宮崎早織を出迎える恩塚HC[写真]=伊藤 大允

 この試合、日本代表は40本の3ポイントシュートを試投したが、決まったのは11本で成功率は27.5パーセントにとどまった。この数字の印象について恩塚HCは「目標は40パーセント以上なので、十分ではなかったかな」と語っている。

「シュートチャンスはうまく作れていけたかなというなかで、国際試合の経験がない選手が判断を躊躇してしまったところと、サイズのある選手に対して影響を受けてしまった。そういったところが(数字の)伸びなかったポイントなのかなと」

 来る9月開幕のFIBA女子ワールドカップ本戦に向けて、このトルコ戦はメンバー選考の重要な場。恩塚HCは「”チームに良い影響を与えてくれる選手”を求めている」と、期待するポイントについて話している。「プレー面では、先ほど申し上げた攻防のコンセプトを体現できる選手。これは欠かすことのできない素質だと思うので、それをコートに出てすぐに表現できる選手は貴重な存在になる、という風に考えています」。

 また、GAME1では計31リバウンドとトルコ代表(計37リバウンド)に後れを取ったものの、ペイントエリア内での得点を幾度も披露した日本代表。「コンタクトの質と強さの部分は十分ではなかったかなという感想を持っています」とリバウンドの改善点を挙げた一方で、「チームとしてスペースを持って、(相手が)ヘルプしにくいサポートを心がけていたので。鈴木(良和)コーチが指導してくれている成果が出てきていると実感しています」と、ペイント内のポイントには好ましい印象を見せている。

赤穂ひまわりへ指示を伝える恩塚HC[写真]=伊藤 大允

 速攻についての意識について質問されると、「強調したのは目的意識をもって走ることなので、ただ走るとかではなく、走り出しで勝負して勝つ。勝ったことでその後の展開が有利になる。その目的意識が走り出しの速さの要因になっているのではないかと思います」と、5月末に臨んだオーストラリア戦からの変化について語り、会見を締めくくった。

 女子トルコ代表との第2戦は19日の15時より、引き続き千葉ポートアリーナで開催される。

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