2022.06.26

「U16女子アジア選手権大会」第2戦に臨んだ日本…主導権を握り続け韓国に快勝

マルチな活躍で勝利に貢献した八木 [写真]=fiba.com
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 6月25日、U16女子日本代表は「FIBA U16女子アジア選手権大会 ヨルダン2022」の第2戦目で韓国代表と対決した。

 初戦のインド代表に引き続き、日本は福王伶奈(桜花学園高校2年)、黒川心音(同2年)、田中こころ(同2年)、深津唯生(同1年)八木悠香(京都精華学園高校2年)が変わらず先発を務めた。

 日本は福王のレイアップからスタート。フリースローやジャンプシュートなどで得点を重ねていき、第1クォーター残り約2分には13-19とリードを許した日本だったが、タイムアウトでしっかりと修正を図る。その後は相手のゴールを許さず、終わり際には田中がフリースローを2本沈め、20-19で続く第2クォーターへ。

 次の10分間では、開始早々八木がレイアップと3ポイントシュートにつながるスティールを続けて成功。これで流れをつかんだ日本は徐々に韓国を引き離し、残り約5分には上野心音(聖和学園高校3年)の3ポイントシュートでリードを11点に。終盤にかけても連続得点で点差をキープし、43-31と12点のリードで前半を終える。

 後半も積極的なオフェンスをしかけゴールを量産する日本。福王のブロック、三次真歩(広島皆実高校3年)のスティールなどの好守備も光り、最後は上野が三次のアシストから3ポイントシュートを沈め、65-43と優勢な展開で第3クォーターを締めくくった。

 第4クォーターでも日本は主導権を譲らず、ジャンプシュートや3ポイントシュートを決めていき、残り5分で72-47と勝利に大きく近づく。福王、黒川らスターター陣が中盤にベンチへ戻った後も危なげない試合運びを見せ、82-51で日本が2連勝を収めた。

 日本は上野がチームハイの14得点をマーク。田中は13得点6アシスト、八木は12得点8リバウンド5スティールとマルチな活躍を披露し、第2戦での勝利に大きく貢献した。

 次戦、26日に日本はオーストラリア代表と対決する。

■試合結果
韓国 51-82 日本
韓国|19|12|12|8|=51
日本|20|23|22|17|=82

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