2022.10.17

ザムストとともに世界を目指す山本麻衣「高いパフォーマンスを維持するためにも欠かせない」

ザムストとスポンサーシップ契約を結んだ山本麻衣 [写真]=野口岳彦
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スポーツ向けサポート・ケア製品ブランド「ZAMST(ザムスト)」を展開する日本シグマックス株式会社と新たにスポンサーシップ契約を結んだ山本麻衣は、高校時代から年代別日本代表として数々の世界大会を経験する司令塔だ。高い得点能力で所属チームをリーグ2連覇に導き、3人制バスケットボールでもプレーするなど、目覚ましい活躍を見せる22歳に話を聞いた。

取材=酒井伸
写真=野口岳彦

■安心してドライブを仕掛けることができる

――スポンサーシップ契約を結んだ「ZAMST(ザムスト)」のブランドイメージを聞かせてください。
山本 高校時代、インターハイなどの全国大会では短期間での試合が続き、腕や足に疲労を感じることが多くありました。常にではないですけど、痛みや張りを感じた時にザムストの製品を着用してプレーしていました。ザムストと言えば、サポーターの印象が強いですね。

――これまでのキャリアにおいてケガなどで悩んだことは?
山本 3年前に膝の半月板を負傷したぐらいで、そこまで大きなケガをしたことはないですね。ケガをしないための体作り、体の使い方を意識して、高校生の時からトレーニングに取り組んできました。

――試合で着用している『BRAVE-PAD SHORTS(パッド付ショーツ)』についてはどのような印象を持っていますか?
山本 自分は身長が低いので、大きな選手の膝が自分の太ももによくぶつかるんですよ。でも、これを着用することによって、安心してドライブを仕掛けることができます。

――「ももかん」と言われるものですね。
山本 これを着用するのか、しないのかでは痛みの度合が大きく異なります。パッドがすごく厚いので、衝撃をよく吸収してくれるんですよね。身長の低い私にとってはすごく助かっています。

――富樫勇樹選手や河村勇輝選手も同じようなことを言っていました。
山本 身長が低い分、相手の膝が入りやすいんですよね。ドライブで突っ込んで、相手と接触するプレーが多いので。私も2人と同じようにスピードが武器です。ももかんが起こることによって、パフォーマンスが低下してしまうので、それを避けるためにも欠かせない製品です。特に3x3では5人制以上にスピード、突破力が求められるので、これがあるのと、ないのとでは全然違いますね。

――部活生におすすめしたいポイントは?
山本 着用していると安心感があります。ももかんは一度なら大丈夫でも、二度目や重度のものでは動けなくなるほど痛いです。試合でプレーできなくなることを避ける意味でも履いたほうがいいですね。

――『Footcraft AGILITY GRIP』は自身のアーチタイプに適した種類を選べるインソールです。
山本 自分は普通のインソールの場合、アーチ部分があまりフィットしませんでした。『Footcraft AGILITY GRIP』はLOW、MIDDLE、HIGHの3種類から選べて、私はLOWを使っています。アーチをしっかりとサポートしてくれて、グリップもすごく効いています。シューズの中でズレることもなく、スピードあるプレーをしてもフィットするので、すごく気に入っています。

――ファンクショナルソックス『HA-1レギュラー』についてはいかがですか?
山本 このソックスはフィット感がすごくいいです。これまで足に合わないソックスが多かったんですが、これはどれよりもフィットしてすごく履きやすいです。

――プレーする上でソックスについて気になることは?
山本 私は足が大きくないので、ものによっては生地が余ってしまい、プレーする上ですごく気になります。『HA-1レギュラー』は、それが気にならない点も助かっています。

■海外に挑戦したい

――6月下旬に日本代表として出場した「FIBA 3x3 バスケットボールワールドカップ 2022」は2勝2敗で予選敗退と悔しい結果に終わりました。
山本 オリンピックを終えて約1年が経過し、世界との差を感じました。他国の選手はオリンピック後、各地の大会に出場し、ポイントを重ねてからワールドカップを迎えました。私たちはオリンピックを終えてから最初の国際大会だったので、対戦国との差をすごく感じました。

――この1年間の変化は大きなものだったと。
山本 3x3は年々変わっています。世界は進化を続けているけど、日本は少し遅れてしまったのかなと感じています。

――世界が進化している点は?
山本 主に戦術的な部分ですね。例えば、スクリーンのかけ方、動き方。そういうのは相手選手のほうがスムーズでしたね。

――大会前に集まってできた“急造チーム”では、戦術的な苦労も多いと思います。
山本 選手は4人しかいないので、その4人のチームスタイルがある程度決まっていないと、チームプレーは成り立ちません。チームスタイルが確定することで自信にもつながると思います。そういうのを得るためにも時間が必要だと思います。

――3x3ではコーチがベンチに入っていないため、選手同士のやり取りが大事なようですね。
山本 それが3x3の面白さだと思います。自分たちでゲームを作れて、自分たちのバスケットスタイルを表現できる。楽しさでもあり、3x3の魅力でもあります。

――3x3だけではなく、5人制の日本代表としても活動しています。
山本 3x3を経験したことで、5人制でも自分から積極的にコミュニケーションを取るように意識した結果、自信を持ってプレーできるようになったと思います。自分はゲームコントロールができ、得点を取れるポイントガードだと思っています。周りを活かしつつ、自分から得点を取りにいく。ゲームの流れを読んで、プレーしていくことを武器にしていきたいです。

――3人制と5人制、それぞれの思いを聞かせてください。
山本 試合に出られなかった時でも3x3の代表に呼んでいただいて、バスケットの楽しさ、自分の持ち味を思い出させてくれました。3x3があって良かったと思っています。5人制はもちろん、3x3でもいい影響を与えられるようになりたいです。3x3、5人制ともにバスケットには変わらないので、小さい子どもたちに夢を与え続けられる存在でいたいです。

――Wリーグでは3連覇を目指すシーズンが始まります。今シーズンのチームについても聞かせてください。
山本 コーチ陣、選手が入れ替わって、若いチームになったと思います。ただ、若いから、という見られ方をされたくないです。自分たち一人ひとりが自立すること。そしてチームのために何ができるのかを理解することも重要だと思います。3連覇というより、皇后杯とWリーグで2冠を成し遂げられるように頑張っていきたいです。

――大神雄子アシスタントコーチが新ヘッドコーチに就任しました。
山本 ヘッドコーチなのはすごく新鮮です。ただ、同じポイントガードとしていろいろなことを相談させていただいていたので、とても話しやすいヘッドコーチだと感じています。

――新シーズンに向けての意気込みを聞かせてください。
山本 今シーズンは(馬瓜ステファニー、川井麻衣とともに)キャプテンを務めます。キャプテンの中では一番年下ですけど、コート内外でみんなを引っ張っていきたいです。

――最後に長期的な目標を聞かせてください。
山本 海外に挑戦することです。昔から海外に挑戦したいと思っていて、今はいろいろな方が海外に挑戦していますよね。すごく身近に感じられるようになってきたのは大きいです。将来に向けて英語も勉強していて、前より話せるようになりましたよ(笑)。

ザムスト『BRAVE-PAD SHORTS(パッド付ショーツ)』
税込価格:¥9,350

トップアスリートの声から生まれたザムスト初のパッド付ショーツ

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https://www.zamst-online.jp/SHOP/38890.html

ザムスト『Footcraft AGILITY GRIP(インソール)』
税込価格:¥5,940

高機能インソールの機能はそのままに。高いグリップ力がスムーズな動きへ導く

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ザムスト『HA-1レギュラー(ソックス)』
税込価格:¥2,640

独自の編み方で、かかととアーチをサポート。足底にかかる負担を軽くし、疲れを緩和するソックス

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