2023.02.11

WリーグO26が決勝進出…U19日本代表は大脇晴を中心に粘り見せるも惜敗

26歳以上で構成されたWリーグO26が“先輩”の意地を見せた [写真]=W LEAGUE
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 2月11日に国立代々木競技場 第二体育館で4世代対抗戦「Wリーグ SUPERGAMES 〜4GENERATIONS〜」が行われ、第2試合ではW LEAGUE UNITED O26とU19女子日本代表が対戦した。

 WリーグO26の先発は本川紗奈生、髙田真希(ともにデンソーアイリス)、渡嘉敷来夢(ENEOSサンフラワーズ)、町田瑠唯(富士通レッドウェーブ)、渡邉亜弥(三菱電機コアラーズ)の5人。一方、U19女子日本代表は横山智那美(桜花学園高校/トヨタ自動車アンテロープス)、佐坂光咲(白鷗大学)、藪未奈海(八雲学園高校/デンソー)、山本遥香(立命館大学)、大脇晴(東京医療保健大学)がスターティングファイブに名を連ねた。

 試合開始から渡嘉敷が得点とブロックを挙げれば、町田のパスから本川がシュートを決めるなど、WリーグO26が8-0のランでスタート。相手に得点こそ与えたが、渡邉の連続得点もあり、開始4分49秒の時点で14-2と圧倒した。U19女子日本代表はディフェンスの強度を上げて食らいつくが、17-4と13点差で最初の10分間を終えた。

 U19女子日本代表は第2クォーターに入ると、横山がスティールからレイアップを決め、森岡ほのか(札幌山の手高校/日立ハイテククーガーズ)が3ポイントシュートを成功。徐々に勢いづき、山本、大脇、都野七海(大阪薫英女学院高校/トヨタ紡織サンシャインラビッツ)の連続得点で残り3分44秒に同点に追いついた。WリーグO26はたまらず髙田をコートに戻すと、185センチの高さを活かしてインサイドを攻略。31-24と7点差に戻して、ハーフタイムに突入した。

ドライブを仕掛けるU19女子日本代表の横山智那美 [写真]=W LEAGUE

 お互いに点を取り合った第3クォーターは接戦の展開。開始約4分に藪の得点で逆転したU19女子日本代表だったが、鷹のはし公歌(東京羽田ヴィッキーズ)の3ポイントで試合をひっくり返され、47-43と4点差で第3クォーターを終えた。

 勝負の第4クォーターではWリーグO26が序盤に渡嘉敷と根本葉瑠乃(三菱電機コアラーズ)の連続得点で8-0のランで抜け出すと、そのまま逃げきり、最終スコア64-53で勝利。W LEAGUE UNITED U25が待つ決勝に駒を進めた。

 WリーグO26は渡邉がチーム最多12得点を記録。一方のU19女子日本代表は大脇がいずれもチーム最多13得点11リバウンドを挙げたものの、金星を逃した。

■試合結果
W LEAGUE UNITED O26 64-53 U19女子日本代表
WリーグO26|17|14|16|17|=64
U19女子代表|4|20|19|10|=53

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