2021.09.26

役員改選を行ったJBAの新体制が発足…会長は三屋裕子氏が2023年9月まで継続

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 9月25日、日本バスケットボール協会(JBA)は2021年度(7-6月期)定時評議員会を開催した。

 定時評議員会では役員改選を行い、即日2023年9月までを任期とするJBAの新体制が発足・スタート。2016年から会長を務める三屋裕子氏は、再び会長職に就任した。

 また、Japan Basketball Standard(JBS)の2021年度版が策定された。JBAは「強く・広く・社会のため」をキーワードに、日本バスケットボール界が進むべき道・目標と、そのマイルストーンを2016年に策定・公開したが、東京オリンピックの終了を機に、その振り返りを行い、2021年度版を策定した。JBS2021 およびイメージ動画は、後日JBA公式サイトにて一般公開される。

 今回の発表に際し、三屋氏は以下のようにコメントしている。

JBA 三屋裕子会長
「本日、評議員の皆さまのご承認を受け、正式に2023年9月までの会長職を務めることになりました。2016年に川淵(三郎)前会長から会長職を引き継いで、正直、これほど長期にわたってバスケットボールの世界に関わるとは思ってもいませんでした。しかし今は、バスケットボール界の改革を進めながらいろいろな方々と関わるなかで、自分が取り組んできたことをしっかりとやり切る、そして次へつなげるという決意で、精一杯取り組ませていただこうという気持ちでいっぱいです。今回の任期末となる2023年にはワールドカップが沖縄で開催されます。日本のバスケットボールを盛り上げ、必ずや大会を成功させたいと思います。

今回、JBAの夢や目標を綴ったJBS2021を発表させていただきました。2016年に初めてJBSを発表させていただいたときも、世界大会でメダル、NBA選手の輩出など、その夢の大きさに皆さん驚かれたでしょうし、それが実現するとは思わなかったかもしれません。しかし、実際にはNBA選手が現れ、オリンピックのメダル獲得など、そこに記したことのいくつかは、現実のものとなりました。私たちは、常に夢を追い求め、それを少しずつでも実現させる努力を続けていきます。バスケットボールがある限り、JBAは歩みを止めることなく、前進していきます。皆さまのご理解とご協力をよろしくお願いいたします」

■JBA新役員一覧
会長・代表理事:三屋裕子
副会長・代表理事:門川浩人
副会長:清野英二
副会長:島田慎二
理事:大野健男
理事:尾﨑哲
理事:𠮷田裕司
理事:野田明宏
理事:田中俊和
理事:竹内美奈子
理事:鶴宏明
理事:境田正樹
理事:鷹野志穂
理事:藤原修
理事:守屋志保
監事:中森真紀子
監事:広瀬史乃

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