現地時間7月7日、ゴールデンステート・ウォリアーズはオクラホマ・シティ・サンダーでフリーエージェントとなったケビン・デュラントと契約を締結したと発表した。契約期間は2年間で、総額5430万ドル(約55億円)と報じられている。
2007年にドラフト2位で加入したデュラントは、サンダーに延べ7シーズン在籍。新人王、4度の得点王、そして2013-14シーズンはMVPに選出されるなど、オクラホマの地で輝かしい実績を残した。今回のウォリアーズへの移籍は全世界で一斉に報じられ、日本でも大きなトピックとして扱われた。
「自分の心に問いかけ、ウォリアーズへ移籍することを決断した」と明かしたデュラント。7シーズンに渡って在籍したサンダーを離れるという決断は簡単なものではなかったようだ。しかし、「ウォリアーズへの移籍は、自分の希望することだった。このチームに来ることができて、とても興奮している」と強豪ウォリアーズの一員となった喜びを語っている。
デュラントの移籍に関し、ウォリアーズに所属するドレイモンド・グリーンは「世界屈指のプレーヤーと一緒にプレーできることに興奮している。彼と彼の家族がやって来ることを歓迎したい。人生の中でもベストなシーズンを過ごせると思うし、今から本当に楽しみだ」とTwiitter上でコメントした。
昨シーズン、ウォリアーズは優勝こそ逃したものの、レギュラーシーズンでは73勝9敗と歴代最高の結果を残している。果たして、デュラントの加入により、ウォリアーズは栄冠を手にすることができるのか。